日本初のマフィア組織「銀総会」元総長・回顧録 |
邪魔なヤクザは、組ごと潰(ツブ)した! |
二十代半ばにして裏社会の
一大闇組織となった銀総会をひきい、 大物ヤクザさえ震え上がらせた、 とんでもない奴がいた! 闇金融、武器売買、ハッキング、 当たり馬券偽造、 ヤクザからの抗争請負、 企業恐喝…… 思いつくかぎりの悪いことをやった! |
ヤクザとマフィアの違いは何かというと、ヤクザが組事務所を構え名前を表に出しているのに対し、マフィアとは完全な地下組織で、誰がメンバーなのか、どこにいるのかなど、ぜんぜんわからない、煙のように現れ、煙のように消えていく集団であることだ。闇の取引や闇の世界の金や物を強奪したところで、被害届けは絶対に出ない。やった者勝ちのやり放題だ。闇世界の情報をどれだけ仕入れられるかが勝負で、これを仕事と呼んでいたのは、日本中探しても我々だけだった。(本文より)
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目次
- ◆プロローグ
◆第1章 大物ヤクザをも震え上がらせた男
~伝説のマフィア組織・銀総会回顧録
◆第2章 金儲けなんて朝飯前
~仁義やタブーなど何もない「儲けた者勝ち」銀総会流哲学
◆第3章 喧嘩に明け暮れた日々
◆第4章 ヤクザなんて怖くない
◆あとがき