プロレス「暗黒」の10年

書籍

プロレス「暗黒」の10年

検証・「歴史的失速」はなぜ起きたのか

  • SOLD OUT

著者:井上譲二
発売日:2008年2月4日
価格:1,572円(税込)

判型:B6判
ページ数:221P
ISBN:978-4-7966-6116-4

  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • E-Mail
プロレスはあらゆる者たちの「餌食」となった 衝撃の「マット界舞台裏」!

史上最大の「沈没劇」はこうして起きた!
「ファイト」休刊劇と編集長の"真実の晩年"
「ミスター高橋本」をめぐる知られざる「暗闘」
格闘技バブルにしゃぶり尽くされたプロレス界
武藤全日本を襲った泥沼裁判の結末

目次

  • まえがき

    第一章 暴露とケーフェイの間

    * 「ミスター高橋本」の衝撃
    * 伝説の書『ケーフェイ』の中味
    * 「偽善」ではないのか
    * 功労者を「冷遇」した新日本
    * 高橋氏に出版を「決意」させた新日本の態度
    * 「高橋本」とプロレスマスコミの対応
    * 「カミングアウト」でプロレスは復活しない
    * ファンがシラけた
    * 暴露ムック本の乱発
    * 猪木のひとこと「死ねばいいじゃん」
    * 『ファイト』連載をめぐる高橋氏との確執

    第二章 「I編集長」の遺言

    * 私が「I編集長」と議論したプロレスの未来像
    * I編集長の考えを体現した佐山聡、前田日明
    * 日本における「ガチンコプロレス」とその結巣
    * 旗揚げ戦「ゴッチ勝利」で予定調和を否定
    * 「舌出し失神事件」と猪木の"前科"
    * 「失神」した猪木が平然と晩メシ
    * プロレスを語らなくなったI編集長
    * 部下を怒らなかった人

    第三章 「たかが格闘技、されど格闘技」

    * 「新日本コケたら」本当に皆がコケた
    * ピーク時から激減したプロレス誌の売り上げ
    * 「PRIDE」の襲来と総合格闘技ブーム
    * 石井和義・谷川貞治両氏のプロレスマーケット「侵略戦略」
    * プロレスの「興行ノウ八ウ」をいいとこ取り
    * 猪木の「プロレス愛」はなお健在
    * プロレスラーの実力を見誤った猪木
    * 新日本最高のレスラー「永田裕志」が負った傷の大きさ
    * 失われたプロレスにおける「関節技」の意味
    * 格闘技大連立-「盛者必衰」の理
    * 「K-1」石井和義元館長の下獄
    * 「視聴率」がすべてなのか

    第四章 去りし者たちの「修羅」

    * 経営に無知すぎたレスラー社長
    * 武藤の離脱劇で始まった悲劇の序曲
    * プロレス史上初の「完全犯罪」移籍
    * 「日経」が報道した新日本プロレスの上場計画
    * チラつく「ソフトバンク」の影
    * 武藤が手にした「8万株」
    * 新オーナーに名乗りを上げたAV監督
    * レスラーの妻が武藤夫人に苦情
    * 信じられない武藤の「意地」と「気力」
    * 「ド真ん中」から「地獄のアングル」へ
    * 「オレのパックに誰がいるのか、知ってるのかッー!」
    * 異常な金遣いと見えていたWJの先行き
    * インターネット上で「伝説の団体」に認定
    * プロレスラー長州力の「終わり方」

    第五章 人間模様

    * パチンコ店店員となった「元小結」安田忠夫
    * プロレスマスコミの「大リストラ」
    * 海外通信員「ジミー鈴木」の転職
    * 「飲む・打つ・買う」-トンパチ記者の悲哀
    * 天才か、老醜か・・・・・・夕ーザン山本氏の現在
    * 「ジャーナリズム」を持った2人のプロレス記者
    * 卜ロフィーを投げつけた「永遠の少年」
    * 前田を脅したKRS関係者
    * 『ファイト』との法廷闘争
    * 「殺すぞ」とテーブルを叩いた

    第六章 誰が新日本を殺すのか

    * 「そして誰もいなくなった」-坂口征二の回想
    * 「猪木事務所」と「成田会見」
    * 新団体UFOと小川の「坂口暴行事件」
    * 猪木の壮絶な「新日本干渉」
    * 新幹線の中で猪木が小川に出した「指令」
    * 猪木vs新日本の犠牲者だった橋本真也
    * 「コンニャク社長」と傀儡政権
    * 「藤波社長」の失政と重い責任
    * 新日社員の「面従腹背」-神が人間となった日
    * 「いま、オレの役に立つ人間か」
    * 猪木の「パワー・八ラスメント」

    第七章 「仕掛人」時代の終焉

    * 記者の気持ちが分かる人たち
    * 「ネッシー捕獲」の見出しをつけていた永島勝司氏
    * 新間氏の「パラまきプロレス」
    * 「5000円」の大入り袋を惜しげもなく配布
    * 世紀のタフ・ネゴシエーター
    * 「仕掛人」のはかなき栄光
    * 「情報操作」プロレスは終わった

    第八章 IGFと猪木の「晩節」

    * 猪木のいる所にトラブルあり
    * 猪木を救った「新タニマチ」の吉凶
    * 「新日本は必ず漬れる」
    * 二兎を追うもの一兎を得ず
    * 猪木の「イラ立ち」と「絶望」

    第九章 勝負論なき時代に

    * インターネットとプロレスファン
    * 間われる団体側の情報管理
    * 「長州力」より「長州小力」
    * 生命線の「ワールドプロレスリング」放映権料
    * 「パカキャラ」の裏に隠された中西の思い
    * 消えた「スカウト部長」
    * 東京ドーム「5000円」席の是非

    第十章 回想

    * プロレス村という楽園
    * 「プロレス」の特殊性の本質
    * 「ケーフェイ」を守ることの意味
    * 「プロレス」より「総合格闘技」を見る現在
    * 米マット界の「衰退劇」の理由
    * 老兵は死なず

    [コラム]『ファイト』が受けた「取材拒否」
    あとがき

井上 譲二(いのうえ じょうじ) プロフィール

1952年、神戸市生まれ。大阪芸術大学卒業。在学中より『週刊ファイト』通信員として英国マットを取材。1977年、『週刊ファイト』米国特派員としてニューヨークに駐在し、数々のスクープを連発。帰国後、新日本プロレス担当として活躍したのち、1994年6月『週刊ファイト』編集長に就任。2006年9月の休刊を機に発行元の新大阪新聞社を退社、フリーの立場でプロレス記事を執筆し活躍している。著書に『闘魂最終章 アントニオ猪木「罪深き太陽」裏面史』(双葉社)、『「つくりごと」の世界に生きて プロレス記者という人生』(宝島社)など。

井上 譲二 の他の作品

宝島社公式通販で購入

プロレス「暗黒」の10年

商品コード : 01611601

1,572円(税込)

売り切れ

売り切れの場合はご容赦ください

この商品を見ている人はこちらの商品もチェックしています

通販ランキング

INFORMATION

配送・送料について

■送料について

1配送につき、ご注文金額が

5,000円(税込)以上の場合、送料無料
5,000円(税込)未満の場合、680円(税込)

送料についての詳細はこちら

■お届けまでにかかる日数

通常商品の場合、ご注文完了(コンビニ前払いをご利用の場合は、ご入金確認後)の翌日から約1週間前後でお届けいたします。
予約商品・メーカー取り寄せの場合、商品によって入荷時期が違うため、お届け日が異なります。詳細は各商品ページをご確認下さい。

■配送業者

  • ・ヤマト運輸

お支払い方法について

■お支払い方法

  • ・クレジットカード払い
  • ・コンビニ前払い
  • ・NP後払い(コンビニ・郵便局・銀行)
  • ・Amazonペイメント
  • ※予約商品など商品によっては一部ご利用できない支払い方法がございます。
  • ※お支払い方法によっては別途手数料をご負担いただきます。

お支払いについての詳細はこちら

キャンセル・交換について

■注文後のキャンセル

当店では、不良品・誤配送を除き「イメージ違い」等、お客様のご都合によるご注文後のキャンセルは承っておりません。

■不良品・誤配送について

キャンセル・交換についての詳細はこちら

お問い合わせ

■よくあるご質問

よくあるご質問はこちら

■お問い合わせフォーム

営業時間 10:00~18:00(土日祝、夏季・冬季休業日を除く)

各種お問い合わせはこちら

注文照会・ログイン情報について

■ご注文内容の確認について

注文照会はこちら

■ID・パスワードをお忘れの方

ユーザーIDの確認・パスワードの再設定はこちら