ニッポンにはザックがいる!
激闘のアジア杯、W杯への道!!
ミラン、インテル、ユヴェントス…セリエAを闘った名将の軌跡!
2011年1月。カタールで行われたアジアのサッカーの頂点を決める大会、アジア杯。過去に例を見ない悪条件が揃うなか、日本代表は激闘を経て頂点へ辿りついた。その日本代表を率いたのは、世界最高峰のリーグ、イタリア・セリエAで、ミラン、インテル、ユヴェントスなどを率い、スクデット(優勝)まで獲得した名将、アルベルト・ザッケローニ。イタリア代表監督就任のチャンスもあったこの指揮官は、なぜ新たな職場に日本という地を選んだのか。生い立ちから、栄光の歴史、守備の国・イタリアで陥った苦悩の日々を、イタリア人ジャーナリストが徹底取材。その素顔に迫る。
目次
- プロローグ
第1章 ロマーニャでの下積み時代 ~ 誕生‐1990 ~
第2章 ヴェネツィアとボローニャ ―天国と地獄― ~ 1990‐1994 ~
第3章 コゼンツァの奇跡 ~ 1994‐1995 ~
第4章 ウディネーゼの大躍進 ~ 1995‐1998 ~
第5章 ミランでの栄光と挫折 ~ 1998‐2001 ~
第6章 ラツィオでの試練 ~ 2001‐2002 ~
第7章 ミラノへの帰還 ~ 2003‐2004 ~
第8章 暗雲のトリノ ~ 2006‐2010 ~
第9章 ザック・ジャパン ~ 2010‐ ~
第10章 ザッケローニの戦術革新
解説
訳者あとがき