逆境を乗り越えるための教訓
● ケガや病気はいつか治る。
大事なのは、心まで壊さないこと。
● ミスは当たり前。
ミスをしたときこそ積極的に。
● ネガティブな感情は残さない。
その場で消し去る。
● 「誰かのために」戦うとき、
人は本当に強くなれる。
サッカーの第6回女子ワールドカップドイツ大会でとんでもないゴールを決めながら、ロンドンオリンピックのアジア最終予選で全治6か月の大ケガを負った著者は、崖っぷちに立たされながらも今の自分の状況を前向きに捉え、「これ以上ないくらい悪いことのあとは、もう絶対にいいことしか起きない」と信じています。自らの経験から導いた「逆境を乗り越えるための教訓」は、今の日本に元気をもたらす「逆転の一言」になるかもしれません。
目次
- ● 巻頭 グラビアページ
● まえがき
第1章 Fighting
神様に導かれたゴール
サッカーを始めたきっかけ
マリーゼの思い出
グロインペイン症候群との闘い
アメリカでのチャレンジ
日本に戻って
オリンピック予選
復興を願って
第2章 for
ケガをして思ったこと
佐々木監督
澤さん
支えてくれる人がいるからがんばれる
アンチ
先輩後輩
父と母
第3章 My
求められていることを全力でやる
成功している自分の姿を想像する
スランプからの立ち直り方
失敗は自分のせいにしない
年齢を味方につける
ピッチで起きたことはピッチで解決する
言葉は新鮮なうちに伝える
「誰か」のためにがんばる
サッカーをしている子どもたちへ
第4章 Goals
サッカーノートをつける
食べることがすべての基本
運の捕まえ方
オシャレで気分を上げる
文字コミュニケーションのススメ
たくさん笑って
ドライブと音楽は心のビタミン
なでしこリーグと仕事のこと
逆転力
● 桂里奈の逆転の一言
● おわりに