光とは何か

虹のメカニズムから「透明マント」まで

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著者：江馬一弘
発売日：2014年7月10日
価格：990円(税込)

判型：新書判
ページ数：238P
ISBN：978-4-8002-1536-9

●火星の夕焼けの色が青いって本当？
●マジックミラーはなぜ一方からだけ見える？
●「逃げ水」や「蜃気楼」は「空気の分子」によるいたずらだった！
●虹の色を「7色」と決めたのはニュートンだった！
●電池ならぬ「光池」に光を貯蔵できたらエネルギー問題は解決できる！
…etc.

「光」の基本的な性質から、虹のメカニズム、透明マントまで、「光」について豊富な図版とイラストで解説！光は、私たちにとって身近でありながら、不思議で興味深い性質をたくさんもつ存在です。本書は「鏡に映った像は、なぜ左右だけが逆になり、上下は逆にならないのか？」「虹がかかるのは太陽の高さがどれくらいのとき？」といった光に関する身近な疑問を通して、光のさまざまな性質を紹介し、その正体に迫ります。また、レーザーや光ファイバー、3Dテレビ、光触媒や「透明マント」など、最先端の光テクノロジーもご紹介。光の入門書として最適な一冊です。

江馬一弘(えまかずひろ) プロフィール

1961年、静岡県生まれ。現在、上智大学理工学部教授。東京大学工学部物理工学科卒業。工学博士。専門は光物理。身近な物理現象を題材に、物理の面白さを伝える講義も行っている。著書に『人に話したくなる物理　－身近な10話－』（丸善）、『光物理学の基礎』（朝倉書店）など、監修書に『Newton 別冊　光とは何か？―みるみるよくわかる』（ニュートンプレス）、『基礎からの量子光学』（オプトロニクス社）などがある。