小さな町・デルフトで生涯を過ごした
“謎の画家”の知られざる43年に迫る!
全37作品を完全収録!
《真珠の耳飾りの少女》《水差しを持つ女》など
2015年に初来日を果たした『天文学者』に続いて同年秋には『水差しを持つ女』が日本にやってきます。日本でも大きな人気を誇るフェルメール作品。その魅力はどこにあるのか。フェルメール全37作品の収録はもちろん、彼の技法や構図の謎、その波乱に満ちた生涯にも迫る一冊です。
大友 義博(おおとも よしひろ) プロフィール
1965年、熊本県生まれ。日展特別会員・白日会常任委員、開成学園(東京)教諭。1989年、東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。1991年、同大学大学院修了。2000年、第76回白日会文部大臣奨励賞受賞。2002年・2004年、第34・36回日展特選。2009年、日展会員に。同年、第41回日展、日展会員賞受賞。2016年、日展審査員(4回目)、白日会展審査員。2018年、第94回白日会内閣総理大臣賞受賞。2019年・2020年、第37・38回上野の森美術館大賞展審査員。2019~2021年、全日本画材協議会第5~7回公募展審査員。2021~2023年、第56~58回日動画廊昭和会展選考委員。2021年、日展審査員(5回目)、第8回日展東京都知事賞受賞。2022年、第9回日展文部科学大臣賞受賞。JR西日本、ヤマザキビスケット等のテレビCMに水彩画作品を提供。監修書に『世界一の名画』『世界一美しい名画』(ともに徳間書店)、『世界の名画――名画にまつわるエピソードから巨匠たちの生涯まで。』『日本で見られる印象派の名画 美術館ガイドブック』〈共同監修:尾藤衡己〉(ともにメイツ出版)、『イタリア・ルネサンス 原色再現図鑑』『一生に一度は見たい 西洋絵画BEST100』『名画の教科書 西洋絵画BEST100』『一生に一度は見たい 世界の美術BEST100』『愛蔵版 一生に一度は見たい 西洋絵画BEST100』『一生に一度は見たい ルーヴル美術館BEST100』『消えた名画』『魅惑のフェルメール全仕事』『西洋絵画BEST100』『フェルメール 生涯の謎と全作品』『もっと知りたい ミュシャの世界』『奇想の宮廷画家 アルチンボルドの世界』『教養としての西洋美術史』『もっと知りたいクリムトの世界』『フェルメール 生涯と全作品』『見る、読む、感じるアート ルーヴル美術館』(いずれも宝島社)、著書に『人物デッサン攻略77のポイント』『人物画のヒント150』(日貿出版社)などがある。