日本一のラノベガイドが選んだ!
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞
大賞
コトモノ――遺言詞によって脳が変質し、通常の人間とは異なる形で世界を認識するようになった者たち。27年前にその存在が公になって以降、社会は人間とコトモノとの共存を模索し続けていた。そして現在――全国各地でコトモノたちが立て続けに襲われるという事件が発生。事件を追う武藤吾朗(ロゴ)は、犯人が6年前に別れた幼なじみ・真木成美であることを知る――。遺言詞の文字(ランジーン・コード)が綴る、ヒトとコトモノの幻想詩。
目次
- プロローグ
第一章 左手の彼、右眼の彼女
第二章 ダリ、かく語りき
第三章 歌う天使
第四章 笑う白兎
第五章 あなたの人生の物語
エピローグ
付録 コトモノート(抄)