揺れる女の欲望――
ケモノ――
スマートな業界人。常連客の龍崎か…
仔猫――
自分を慕う、可愛い女。亜美か…
そして私は、禁断の扉を開ける…
香那恵は高級クラブのママ。常連客の龍崎とは数年前から肉体関係にありますが、彼には家庭もあり、香那恵もそれ以上の関係を望まないつもりでした。一方、女性客の亜美は、仔猫のあどけなさを感じさせる女の子。客として仲良くしているうちに香那恵の心に淫謀が芽生えてきました。それは、この亜美を献上品にして、龍崎の気持ちを強く引くことができるのではないか、というものなのでした。
著者は女流官能の第一人者・藍川京。
目次
- 獲物
淫具
スリル
淫臭
待ち人
野獣
淫謀