江戸のスーパー科学者列伝

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著者：中江克己
発売日：2013年8月6日
価格：556円(税込)

判型：文庫判
ページ数：222P
ISBN：978-4-8002-1038-8

世界にひけをとらなかった
江戸の科学！

【遺伝学】［伊藤伊兵衛］ソメイヨシノを開発
【工学】［平賀源内］エレキテルを作った天才
【和算学】［関孝和］ 17世紀に活躍した大数学者
【医学】［華岡青洲］世界初「全身麻酔手術」成功
ほか全31人収録！

江戸時代の科学者といえば、エレキテルを作った平賀源内、天文暦学者の渋川春海が有名ですが、その他にもたくさんの科学者が日々研究に明け暮れていました。「行列式」を発見した和算家（数学）の関孝和、世界初の全身麻酔手術に成功した華岡青洲、ソメイヨシノを開発した遺伝学者の伊藤伊兵衛など。そのレベルは当時の世界を見ても決してひけをとりません。本書では江戸の科学者31人を取り上げ、彼らの功績と人柄に迫ります。

※本書は書き下ろし文庫です。

中江克己(なかえかつみ) プロフィール

北海道函館市生まれ。思潮社、河出書房新社などの編集者を経て、現在は歴史作家として、歴史の意外な側面に焦点を当てて執筆をつづけている。主な著書に『新島八重波瀾万丈――幕末のジャンヌ・ダルク』『日本古代史謎と怪事件』（以上、学研パブリッシング）、『お江戸の意外な生活事情』『お江戸の意外な商売事情』『お江戸の職人素朴な大疑問』（以上、PHP研究所）、『江戸の定年後』（光文社）、『戦国軍師の知略』（青春出版社）、『明日を創った企業家の言葉』（太陽企画出版）、『日本史の中の女性逸話事典』（東京堂出版）など多数。