ドキュメント　ひきこもり

「長期化」と「高年齢化」の実態

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著者：池上正樹
発売日：2013年6月29日
価格：713円(税込)

判型：文庫判
ページ数：190P
ISBN：978-4-8002-1355-6

当事者・家族が語る
壮絶な現場!!

「39歳の息子は15年間
ひきこもっています……」

回復・支援活動も徹底取材

内閣府の調査によると｢ひきこもり｣層は70万人、予備軍も含めると225万人という膨大な数に上るという。しかし、その実態はなかなか伝わってこない。そして現在、ひきこもり層は｢長期化｣｢高年齢化｣し、ますますタブー化しているというのだ。時に家族を巻き込み、凄惨な事件に発展することもある｢ひきこもり｣問題。15年以上にわたりこの問題を取材してきた著者がレポートする、｢ひきこもり｣の知られざる現実と解決策。

この商品は、2010年07月09日に発売された、宝島社新書『ドキュメント　ひきこもり』を改訂し、文庫化したものです。

池上正樹(いけがみまさき) プロフィール

1962年生まれ。大学卒業後、通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。主に雑誌やネットメディアで「心」や「街」をテーマに執筆。1997年から日本の「ひきこもり」現象を追いかけ始める。2011年3月の東日本大震災後は、被災地に入り、震災と「ひきこもり」の関係を調査。ダイヤモンド社の「ダイヤモンド・オンライン」で、コラム「引きこもりするオトナたち」を3年半にわたって連載する傍ら「ひきこもり問題フューチャーセッション」などを通じて、当事者たちの新たな動きをサポートする。著書に『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』（青志社）、『ふたたび、ここから～東日本大震災・石巻の人たちの50日間～』（ポプラ社）、『引きこもり生還記』（小学館文庫）など。