宝島SUGOI文庫

俺たちは現場に立つ

日本を支える企業力の源泉

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著者:江上 剛
発売日:2014年3月14日
価格:660円(税込)

判型:文庫判
ページ数:251P
ISBN:978-4-8002-2501-6

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豚小屋掃除からビジネスモデルを見つめ直す銀行員
「蛇口をひねると水が出る」当たり前を支えるダム技術者
10年、20年というスパンで向きあう種子開発……


現代の日本を牽引する、あるいは日本を支える様々な『現場』。小説『金融腐蝕列島』のモデルになったことでも知られる、人気小説家・江上剛が、実際に取材に赴き、現場で誠心誠意奮闘する、「ごく普通の人たち」の現場力を描き上げる。江上氏によれば、取材が進むにつれ、その現場で働いているのは、サラリーマンであり、そのサラリーマンの懸命な努力の積み重ねがこの社会を支えているということが、リアルに立ち上がってきたという。本書は、それが感動的な一冊として結実する。

※本書は月刊誌『WEDGE』(ウェッジ)にて連載されていた「大人の社会見学」(2008年〜2013年)をもとに、書き下ろしを加え再構成、再編集したものです。なお本文内の年齢・役職等は雑誌掲載当時のものです。

江上 剛(えがみ ごう) プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。1977年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。1997年には、総会屋事件に接し、現場の混乱収集にあたった。この事件をもとにした高杉良の小説『金融腐蝕列島』(角川書店)のモデルにもなる。銀行員としての勤務のかたわら、2002年『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。2003年退行後、作家活動に専念。テレビのコメンテーターなど、活動も多岐にわたる。近著に『銀行問題の核心』(講談社)『人生に七味あり』(徳間書店)などがある。

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