なぜ救急車が通り過ぎるとサイレンの音が変わるのか

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著者：渡辺儀輝
発売日：2007年11月10日
価格：770円(税込)

判型：新書判
ページ数：223P
ISBN：978-4-7966-6031-0

なるほど！

「ドップラー効果」ってこういうことだったのか！

“もう一歩”くわしく知りたい大人の科学
「函館新聞」に８年続く人気連載が新書で登場！

身近な日常に息づく科学を
日本物理教育学会賞受賞の
現役高校教師が教える全２２講

● 料理の味付け「さしすせそ」にも科学の法則が生きている
● なぜダウンスイングでホームランになるのか？
● テレホンカードを使えば近視もよく見える！？
● アルミ缶からエネルギー問題について考える
● 簡単な実験からブラックホールの謎にせまる
● 発電の原理とクリーンエネルギー
・・・ほか

まえがき

１章素朴な疑問から考える科学

* ドップラー効果
* 音の伝達速度
* 揚力とジャイロ効果
* 角運動量保存の法則
* マグヌス効果
* 慣性の法則
* 熱平衡
* 虚像

２章毎日の生活に息づく科学

* イオンと電気
* 水溶液
* 浸透圧
* 運動と熱
* 熱対流
* 音の波動学
* 幾何光学
* デジタル信号
* 電気分解

３章地球や自然の不思議がわかる科学

* レイリー散乱
* 偏光
* 凝固点降下と沸点上昇
* 電磁誘導
* ポテンシャルエネルギー

あとがき

渡辺儀輝(わたなべよしてる) プロフィール

１９６６年北海道生まれ。北海道大学大学院地球物理学専攻修了。北海道当別高等学校、北海道南茅部高等学校、北海道函館東高等学校を経て現職の市立函館高等学校教諭。現在は公立はこだて未来大学非常勤講師を兼務（担当はリメディアル教育としての「物理学入門」とナノテクノロジー概略を伝える「物質の科学」）。函館新聞に執筆している「レッツトライ理科実験（毎週土曜日掲載）」は連載８年を超えるロングコラム。市内はもとより日本国中でサイエンスショーを開催し、日々、科学の魅力を伝えている。「青少年のための科学の祭典」函館大会事務局長を勤める傍ら、日本物理教育学会より学芸賞である大塚賞（実践部門）を平成１７年度に受賞。趣味は物理実験道具の開発と楽器演奏（ベース）及び作曲、編曲。北海道函館市在住。

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