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AKBで暮らそう!(赤穂市、上郡町、備前市で暮らそう)
兵庫県南西部と岡山県南東部の“AKB”こと東備西播(とうびせいばん)の2市1町。
豊かな自然と適度な利便性を併せ持つ身近な田舎です。

  • 赤穂市

    赤穂市

    鉄道で京阪神へ直結!

    忠臣蔵ゆかりの城下町

  • 上郡町

    上郡町

    山陰方面ともつながる

    農業が盛んな水の郷

  • 備前市

    備前市

    天然の良港に恵まれた

    歴史深い焼き物のまち

  • 赤穂市

  • 移住者リポート

    海に近い庭付きの家を購入して

    家族5人でのびのびと暮らす

海を望む高台に温泉街が広がり、春のサクラや夏の海水浴でも賑わう赤穂市御崎(みさき)。その一角で暮らす浦井戸剛(うらいどごう)さん(49歳)・貴子(たかこ)さん(42歳)夫妻は、2019年に移住した。「大阪市内のマンションでは階下への騒音に気遣い、子どもたちが窮屈な思いをしていたんです。住み替えを考えていたとき赤穂市へ遊びに来て、美しい海がある環境にひかれました」と剛さん。
空き家バンクで見つけた庭付きの2階建ては、窓からの海の眺めが気持ちいい。手ごろな価格で、改修に市の補助金が使えたのも家計の助けになった。「子どもたちは楽しそうに走り回っています」と貴子さん。近くの赤穂海浜公園をはじめ、公園が多い環境も赤穂市の魅力だという。

  • 自宅にて浦井戸さん夫妻と、美咲ちゃん(9歳)、心音ちゃん(4歳)、志保ちゃん(3歳)。

  • 近くの伊和都比売(いわつひめ)神社は海の眺めが気持ちいい名所。隣接する「きらきら坂」と併せてよく散策に訪れる。

日本遺産に認定された「赤穂の塩」や坂越(さこし)のカキ、日本一安い水道料金などで知られる、忠臣蔵のふるさと。ほぼフラットな旧城下町の2㎞圏内に生活関連施設が集まる。山陽本線の新快速で三ノ宮や大阪も通勤圏内。1泊1000円のお試し暮らし住宅、最大150万円の空き家改修費補助などを用意。

  • 上郡町

  • 移住者リポート

    谷あいのブドウ園を譲り受け

    本格的なワイン醸造にも挑戦

赤松氏が築城した白旗山(しらはたやま)の麓、小さな集落をなす細野地区。山水に恵まれた谷あいの段々畑は水はけに優れ、山谷風がもたらす寒暖差が良質なブドウを育む。後継者を探していたブドウ園を継承し、第二の人生を歩み出したのは、2019年に姫路市から移住した田中源道(げんどう)さん(51歳)。「祖父の実家がブドウ園をしていた影響でブドウ栽培に憧れていました」と、会社員からの転身を決意した。
現在、ピオーネや紅瑞宝などを栽培。なかでもマスカット・ベリーAは、「地域の特産品として守ってほしい」という声に応えてワインに着目。懇意のワイナリーでの醸造に取り組む田中さんは、こんな夢も語る。「農業やワインに興味を持つ若い人を呼び込み、いずれは自分たちのワイナリーを持てれば」。

  • のどかな集落にあるブドウ園を継承し、「しらはた農園MOTO」を立ち上げた田中さん。地域の特産品としての再興を目指す。

    • 地域の誇りでもあるマスカット・ベリーAは、生食だけでなくワイン用にも適している。ワインは2021年1月から販売予定。

    • ワインを仕込む前の果汁「モスト」(ノンアルコール)も販売。自社ラベルの原画は地区の風景をイメージして絵本作家に描いてもらった。

山地や丘陵地が大半を占め、清流の千種川(ちぐさがわ)が中央部を流れる上郡町は、古くから農業が盛ん。玄関口の上郡駅は山陽本線と智頭線が接続し、特急も停車。最長1年滞在できるお試し体験住宅を用意しているほか、中古住宅取得費の補助や定住応援支援金などもある。

  • 備前市

  • 移住者リポート

    里山の環境で思いきり遊べる

    プレーパークに一目ぼれ!

久々井(くぐい)湾からほど近い里山の環境を利用し、思いきり外遊びが楽しめる子育て支援拠点として営まれているのが「備前プレーパーク!森の冒険ひみつ基地」。子育て環境を重視する若い世代に人気だが、倉敷市から2012年に移住した岡野倫之(みちゆき)さん(39歳)・理津子(りつこ)さん(40歳)夫妻も思いは同じだった。
「自然が豊かなだけでなく、いろいろな人たちとつながれる場所。一目ぼれしました」。そう振り返る理津子さんは、子どもたちの成長に目を細める。「自然のなかでのびのび遊びながら、さまざまなお友達や大人との交流が育まれ、本当によかったなと実感しています。末っ子は生まれたときからここで育ち、目に見えて体幹もしっかり(笑)!」。

  • 子育て重視で移住を決めた岡野さん夫妻。「高校生まで医療費無料など、充実した市の子育て支援制度も助かります」。

  • 里山でみんなイキイキ! 菜津子(なつこ)さん(14歳)、
    日向子(ひなこ)さん(12歳)、光志(みつし)くん(6歳)。

日本遺産の旧閑谷(しずたに)学校や一千年の歴史を誇る備前焼、漁師町の日生(ひなせ)のご当地グルメ「カキオコ(カキ入りお好み焼き)」など、魅力が多彩。移住支援は1日1000円のお試し住宅、1泊4000円を支給する移住調査宿泊費補助、空き家購入費補助や改修費補助など充実している。

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