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 6月13日朝刊 ●朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 産経新聞 / 日刊ゲンダイ

企業広告意図
最近になってますます、著名人の癌との闘病のニュース、あるいは訃報を耳にすることが多くなったような気がします。身近な存在の人が癌である、癌であった、という方、また、実はご自身がそうだという方も、決して少なくないと思います。21世紀になり、医療は着々と進歩しているにもかかわらず、人類はいまだにこの病を克服できていません。
もちろん、早期発見のシステムが着実に整うなどの理由から、見事、癌から健康体に復帰した、という事例が増えていることも事実です。
言うまでもなく、人が癌を患いどのようなケースになっていくかは様々です。しかし、この病に直面することが、図らずも「生とは何か、そして死とは何か」を思い考える時間を人にもたらすのもまた事実ではないでしょうか。
癌を歓迎する人はいません。癌は怖いし、憎いし、できれば一日でも早く、この世から消え去ってほしい。しかしだからこそ、癌という存在から目をそらさず、静かに考えてみることで、人は自らの現在と未来(あるいは死の先にある未来も含めて)に、そして身近な人の現在と未来に、具体的に思いを巡らせるきっかけになるのではないでしょうか。
極めてデリケートなテーマだということは自覚しつつ、新聞広告という場を使って、それこそまだ若い世代を含め多くの人に、癌という存在、生きるということ、死ぬということを考えてもらう機会になればと思い、この企業広告を制作するに至りました。
ちなみにメインビジュアルは、日本映画界を代表する若手実力派俳優・松田龍平のポートレート。スクリーンで際立った存在感を放つ彼が、今度は新聞という場所で、「癌」という難病に真摯な目線を向け、同世代に訴える。また、なぜ、彼なのか、分かる方には痛いほどお分かりだと思います。

注:悪性腫瘍・白血病を含め広義では「がん」と表記するのが通常ですが、広告上の言葉の伝わりやすさなどを考慮し、今回はあえて「癌」と表記しています。ご了承ください。

多くのご感想をいただきありがとうございました。

この度は、企業広告に関しまして、
大変多くの方に、ご意見・ご感想や共感のメッセージをいただきました。
まことにありがとうございました。
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