

昨年の衆院選、民主党が群馬県八ツ場ダムの建設中止をマニフェストで謳った理由は、「ムダな公共事業の象徴」だったからだ。だが、建設を進めるも金、止めるも金が見えるなか、民主党は「建設続行」を選んだ。地元と金と天下り、その背景にある民主党の呆れた優柔不断に迫る。5月15日の前原誠司国土交通大臣の会見。「来たる参議院選挙マニフェストで民主党は八ッ場ダム問題をどう取り扱うのか」と訊きかれた前原大臣は、「(党に)現状の記載を求めていきたい」と述べた。 数カ月前にあれほど騒がれた八ッ場ダムの事業停止問題だが、ここのところ、政治ニュースが普天間基地移転問題一色になった陰でやや忘れられていた感もあった。それだけにこのやり取りだけ聞くと、民主党が昨年の衆院選のマニフェストで謳った「八ッ場ダムの事業停止」は、停止に向けて着々と動いている、と早合点したくなるところだ。だが… 続きは本誌で!