泥棒刑事

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著者：小川泰平
発売日：2013年5月10日
価格：817円(税込)

判型：新書判
ページ数：223P
ISBN：978-4-8002-0932-0

ドロ刑vs職業泥棒！

捜査三課の刑事と泥棒たちの
息詰まる攻防戦！

＜捜査の基本はすべてドロ刑にあり＞

犯罪件数の大半を占める「窃盗事件」。泥棒1人を逮捕し取調べると、数百件の余罪が判明し、数多くの未解決の窃盗事件が解決することもあるといいます。著者は長年「泥棒刑事」（捜査三課部長刑事）として、多くの「職業泥棒」と戦ってきました。完黙被疑者との取調室での攻防は息が詰まるほど。窃盗事件は殺人事件のような派手さはありませんが、庶民の日常で発生している身近な犯罪です。本書は、地道な「現場百回」、指紋・足跡・筆跡等、綿密な現場観察、「手口分析」「ナシ割り捜査」「的割り捜査」「よう撃捜査」等、あらゆる捜査手法、またプロの仕業「二点三角破り」のことなど、初めて克明に明かされる「ドロ刑vs職業泥棒」のすべてがわかる、リアル警察ノンフィクションです！

小川泰平(おがわたいへい) プロフィール

警察評論家・犯罪ジャーナリスト。1961年、愛媛県松山市生まれ。元神奈川県警の部長刑事。1980年、神奈川県警察官を拝命。所轄の盗犯係の刑事を皮切りに、警察本部捜査第3課、国際捜査課の「ドロ刑」として主に被疑者の取調べを担当。警察庁刑事局刑事企画課時代にはソウルに出張し韓国警察庁との合同捜査に参加。知事褒賞のほか、警察局長賞、警察本部長賞など受賞歴は500回以上。柔道四段。2009年12月、30年間の警察人生に幕を引く。著書『現場刑事の掟』（イースト・プレス）。テレビ朝日系『サンデースクランブル』等に出演。

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