「面白い!! 全ての登場人物が愛おしい。キャラクター小説のように思えるなかに垣間見える、“純文学”を味わい尽くしてほしい」
紀伊國屋書店新宿本店 丸森ひなのさん推薦!
太宰治の“桜桃”、森鴎外の“饅頭茶漬け”――。
謎の美女が繋ぐ“文豪グルメ”と“人の絆”。
天才偏屈作家のほっこり恋物語!
面白い!! この物語がただの平積みの一冊で、新刊の時期が過ぎたら返品されてしまうかもしれない……と考えると放っておけない。
ピュアに思える登場人物達を最初はそのままキャラとして見ていた。読み進めるうちに彼らがただのフィクションのキャラではなく、人間として形を成してきたところから、どっぷりハマッてしまった。
彼らの人間くささに出会えた時、この物語は純文学であると感じた。
そして、最後に。……芥木はヒロインですよね?
(紀伊國屋書店新宿本店 丸森ひなの)
芥木優之介は、大学時代に処女作で新人賞を総嘗めにし、文壇にデビューした小説家である。それから六年。全く文章を書けなくなった芥木は、古アパートで貧乏生活を送っていた。それは自身に課した「文筆業以外で稼いだ金で飯は食わない」ポリシーのため。そんな時、大家の姪という儚げな美女・こずえが現れる。栄養失調で意識が朦朧とする芥木に、“芋粥”を食べさせるこずえ。彼女にときめく芥木だが、「これからはお家賃の方をきちんとお願いします」と言われ、絶体絶命に! 偏屈で人間嫌いだった芥木だが、縁を切っていた人々と向き合うことになり……? 謎の美女が繋ぐ、“文豪グルメ”と“人との絆”。天才偏屈作家のほっこり恋物語!
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