教養としての帝国陸海軍 失敗の本質

宝島社新書

教養としての帝国陸海軍 失敗の本質

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著者:別冊宝島編集部 編
発売日:2019年12月11日
価格:880円(税込)

判型:新書判
ページ数:272P
ISBN:978-4-299-00087-3

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“英雄"たちはどこで

[つまず]いたのか?

 

 

76人の軍人、その葛藤と生き様

 

東條英機、石原莞爾、山本五十六、栗林忠道、山下奉文、米内光政、

伊藤整一、牟田口廉也、辻政信、瀬島龍三 ほか

 

 

序 章 ◇ 帝国陸海軍の真実

秦郁彦が語る日本軍「失敗の本質」

 

第一章 ◇ 玉砕

山本五十六、大田 実、栗林忠道、大西瀧治郎、南雲忠一、伊藤整一 ほか

 

第二章 ◇ 尊皇

畑中健二、栗原安秀、磯部浅一、真崎甚三郎、永田鉄山、安藤輝三 ほか

 

第三章 ◇ 戦犯

東條英機、山下奉文、松井石根、武藤 章、板垣征四郎、木村兵太郎 ほか

 

第四章 ◇ 大義

石原莞爾、阿南惟幾、冨永恭次、甘粕正彦、小沢治三郎、田中頼三 ほか

 

第五章 ◇ 悔恨

小野田寛郎、瀬島龍三、米内光政、井上成美、石井四郎、源田 実 ほか

 

第六章 ◇ 貴種

昭和天皇、伏見宮博恭王、高松宮宣仁親王、三笠宮崇仁親王 ほか

 

 

 

先の大戦で日本軍は、なぜあれほど無残な敗北を喫したのか――。本書は帝国陸海軍の主要な軍人たちの生き様をたどり、その理由に迫るものである。戦後、経済大国として発展していくなかで、日本人が敗戦の理由を虚心に見つめようという姿勢があったとは言えない。日本軍の「失敗の本質」とも言える要素は、今の日本の官公庁や企業の中にも形を変えて存在する。現代においても、日本軍とは何だったのかを考える意味は、大きい。

 

 

本書は2016年6月に小社より刊行した単行本『日本の軍人100人 男たちの決断』に書き下ろし原稿を加え、再編集し新書化したものです。

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