201209_オカルトリック2特別短編 page 12/68
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概要:
11 そう、私たち四人はこの三十度を超える炎天下のなか、イソラと玉藻君が住むアパートの玄関の前で立ち尽くしている。 なぜか? 答えは簡単、少しなかから聞こえる声を聞いて....
11 そう、私たち四人はこの三十度を超える炎天下のなか、イソラと玉藻君が住むアパートの玄関の前で立ち尽くしている。 なぜか? 答えは簡単、少しなかから聞こえる声を聞いていただきたい。「ダメだよ玉藻さん! そこは! そこはもっと!」「あぁ! イサミさん! そんなに強くすると壊れちゃいます!」「でも優しいだけじゃダメなんだよ! ここはこの棒で無理やり!」「ダっ! ダメです! 壊れちゃう! 壊れちゃう!」「そんなヤワだと燃え上がった時バラバラになっちゃうよ?」「でも~!」 はい、完全に情事です。 イソラと玉藻君が住む部屋のなかから聞こえてきます。 イソラは笑顔のまま鍵穴に鍵を差し、そこから微動だにしません。 優奈はカバンのなかから出刃包丁を出し、刃を上向きにし遺体顔です。 ロリ妹はなぜか目を爛らん々らんと輝かせ「修羅場っ修羅場っW修羅場っ」と今この状況を完璧に指し示す言葉を口から吐いています。 そう今私は修羅場寸前の現場にいます。