WEBだけの本誌編集日誌
2007年3月号
高知から車で1時間30分。山に囲まれた四万十川中流域に行ってきました。

四万十川の横に平行して延びる道路を車で走るだけでは見えてこない、生産者 のみなさんを訪ねる旅になりました。 じつはこの旅、四万十に暮らす“農林漁業百姓デザイナー”の迫田司さんが プロデュースしたもの。 都会に暮らす私たちだけでなく、高知の市内に住む人たち=「おまち」暮らし の人たちも観光地・四万十川としては、多少のイメージがあっても 高知の田舎=「郡部」で暮らす生産者のことはあまりよく知らないのだそう。 山でつくる塩、シシ肉、鮎、ウナギ、お茶、野菜……食と向き合い、つくり出 している迫田さんの友人だち達に次々と会っていきます。 お昼ごはんに立ち寄った、のぶちゃんのお家でいただいた“椎茸のタタキ”は もう絶品。裏山でとれた肉厚の椎茸(もちろん原木栽培)を片栗粉でカリッと 揚げて、畑の水菜と庭先のユズを散らして出来上がり。 これには「おまち」暮らしの人たちも大喜び。 とれたての新鮮なものを素材を楽しみながらいただく…… おいしい空気の中で、ホンモノのぜいたくを体験させてもらいました。
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