奥出雲に行ってきました。そこでは今もたたら製鉄が行われていて、刀鍛冶になるには必ず一度は訪れなくてはならないという由緒正しい場所でした。 　今回、町で空家をリフォームして貸し出すという珍しい制度をつくったというので取材させてもらいました。五軒ほど見せてもらったのですが、それぞれ ロケーションも家も感じも特徴があり、選ぶほうもまようかもしれません。それを2万５千〜3万５千円ほどで借りられるというからありがたい話です。大きい家では工房が開けそうだし、全戸に光ファイバーが入っているので、IT関連の仕事もできそうです。 　このほか町内には伝統的な施設だけではなく、陶芸の制作体験ができる奥出雲工房や料理研究家中村成子さんが館長を務める味の情報発信源の「一味同心塾」があったりして、田舎暮らしをするのに恵まれた環境にあります。もちろん出雲そばもけっこういけます。 興味のある人は本誌の記事を参考にしてください。