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愛媛県東温市には知る人ぞ知る”山の宝”がいっぱい! 1泊2日の山里体験ツアーをリポート 松山市から車で30分の豊かな暮らし
どぶろくにスパイスの効いたジビエカレー、そして巨大な一枚岩の川床。
知られざる魅力がぎっしり詰まった東温市を地域おこし協力隊の皆さんが
案内してくれた。地元の方もとっても気さく!

暮らしやすさと大自然、伝統と新しさが共存

人口1万人当たりの医師数全国4位(2017年調べ)という充実の医療環境を持つ東温市。
市の中心部には、大型スーパーマーケットや洗練されたカフェやレストランなど、快適な田園都市も広がり、暮らしやすい田舎として近年注目を浴びている。しかし、そこから20分ほど車を走らせただけで景色は一転。湧水のおいしい渓谷や、光り輝く棚田など、まるで絵ハガキのように美しい風景が現れ、農村の人たちの温かい笑顔にもふれることができるのだ。
市では移住者のサポートにも力を注いでいる。空き家の改修に最大400万円の補助金を援助したり(条件あり)、2016年度からは、地域おこし協力隊の受け入れも行っている。
今回は、中山間地域である滑川(なめがわ)地区、河之内(かわのうち)地区、井内(いうち)地区、奥松瀬川(おくませかわ)地区にそれぞれ定住予定の地域おこし協力隊4名が、1泊2日の行程で山暮らしの魅力を案内してくれた。
そこには「古きよき」だけではない新商品や事業など「未来からの風」も吹き込んでいる。

東温市ってどんなところ?

2004年に温泉郡重信町(しげのぶちょう)と川内町(かわうちちょう)が合併して誕生。隣接する松山市のベッドタウンとしても発展してきた、自然豊かなまち。
人口3万3602人(2018年2月現在)。
アクセス:広島県の西瀬戸尾道ICから、
しまなみ海道経由で松山自動車道川内IC
下車。市の中心部から松山市までは車で
約30分、松山空港まで約45分。 東温市
東温市

石墨山や皿ヶ嶺などの清らかな水を享受する山間
部は、米どころとしても知られる。

1日目

滑川地区

まるで秘境のような清流と奇岩の絶景

集落が点在する清流沿いに登っていくと、数千年かけて形づくられた神秘的な奇岩たちが静かにたたずんでいる。ミネラル分を多く含んだおいしい湧水は、集落のパイプから自由にくみ取ることができ、暮らしているうちに心まで洗われそうだ。小学校跡地を利用した「なめがわ清流の森」や古民家のイベントスペースなど、野外体験の場所も豊富。山奥ではあるが、ネット環境も工夫次第で問題なく使える。

「滑川清流ハウス」を手伝いつつ、卒業後はデザイナーとして地域のPRも! 地域おこし協力隊 松井駿作さん(29歳)

観光案内所「滑川清流ハウス」では、おいしい湧水に合わせて焙煎ブレンドされた「清流コーヒー」が味わえる。

地元の有志が手づくりで建てた無人市「ほぼ滑川」では、生産者さんとふれあえることも。

一枚岩の川床「ナメラ」は、幅20メートル、長さ1キロにも及ぶ。

河之内地区

ユニークな挑戦をする仲間に出会える

たくさんのホタルが舞う表川や美しい棚田、冬場は真っ白な氷柱と化す「白猪(しらい)の滝」など、四季折々の観光資源に恵まれる地域。築100年の古民家を改装した宿泊施設「瀧乃元 近藤家」をサポートする、地域おこし協力隊の吉本さんをはじめ、多品種のバラの栽培や古くから伝わる「弘法茶」の再生など、チャレンジングな人たちが多く存在するのもこのエリアの魅力だ。

「瀧乃元 近藤家」の番頭を務めています。サイクリングも大好き! 地域おこし協力隊 吉本佑矢さん(37歳)
山の宝発掘!

「瀧乃元 近藤家」では、日によって吉本さんの調理したジビエカレーも楽しめる。

カワラケツメイの茎や実などをまるごと使った「弘法茶」は、香ばしくほんのり甘味がある。

カフェや自転車関連のサービスも行う、地域交流施設「kuromori」。

バラ農家の高須賀年男さんは、白バラを虹色に染めたり、美しい薬草を切り花にする試みも行う。

2日目

井内地区

古民家体験施設でどぶろく特区の逸品を

懐かしい農村風景が広がり、古民家体験施設「井内の里 人空田(じんくうでん)」を中心にさまざまな移住体験ができる。じつは東温市は、どぶろく特区としてどぶろくや関連商品の開発も盛ん。2016年度「すし米コンテスト・国際大会」の大賞に輝いた井内米を使ったどぶろくは、県内外のファンも多い。これらの名産をはじめ、旬の野菜や果物は、エリア内のJA産直市などで購入できる。

大家さんとは母娘のような間柄。普段は「人空田」をお手伝いしています 地域おこし協力隊 古谷(ふるや)沙耶香さん(31歳)

築約150年の古民家を改装した人空田は、1棟貸しで自炊も可能。

囲炉裏を囲んで山の幸を堪能!

人空田に隣接する農家レストラン「ぼたん茶屋」で乾杯!
協力隊の高橋さん(右)は、ここで東温市の魅力を知り、移住したそう。

山の宝発掘!

華やかな香りなのにキレがある「どぶろく ながい」は、人空田のオーナー・永井公一さんの力作。

ぼたん茶屋では、どぶろくを丸ごと1本ぜいたくに使った牡丹鍋や手打ちそばなどが楽しめる。

奥松瀬川地区

地域のコミュニティに新たな息吹が!

元は静かな集落だった奥松瀬川地区。しかし2017年、住民主体の交流拠点「ほっこり奥松」の誕生を機に外部との交流も増え、自然な形で地域が盛り上がりつつある。飲食や竹ひご細工など、関連する仕事のニーズも高まっており、コミュニティづくりに興味がある人にとっても、見逃せないエリアだ。東温ブランドの地鶏「ほっちょ鶏」の養鶏場や乗馬体験クラブも名物。

せせらぎの脇では、バーベキューが楽しめるように木や竹を組んだお手製の洗い場も用意。

「ほっこり奥松」の裏の畑で穫れた新鮮な野菜は、直売コーナーやピザの具としても提供される。

山の宝発掘!

名物ピザづくり体験に挑戦。窯で焼くのもセルフ。これが意外と盛り上がる!

2019年は、この体験農園「ぽんぽこ農園」にツリーハウス第1号を建てます! 地域おこし協力隊 森田将史さん(45歳)

東温市はアートにも力を入れています!

生の感動を味わえる「舞台芸術」の聖地に

2018年4月に移住しました! 地域おこし協力隊 高橋克司さん(42歳)
東温市では、全国に通用する文化拠点を目指し「アートヴィレッジとうおん構想」を掲げている。2018年には小劇場や稽古場、交流サロンを備えた「東温アートヴィレッジセンター」もオープン。地域おこし協力隊で、舞台音響のプロとしての顔も持つ高橋さんは、「田舎はスタッフの数が限られており1人何役もこなす必要がありますが、おかげで俯瞰的な目で舞台にかかわれるようになりました」と、都会にはなかった手応えも感じている。

「小劇場 シアター NEST」は全66席。市民の公演も可能。

News 東温市地域おこし協力隊員大募集!

東温市ホームページ

中山間地域…若干名(予定)
【活動内容】今回紹介した4地区それぞれの交流拠点施設を核とした地域ビジネスの支援
【募集期間】平成30年12月~
【採用予定時期】平成31年4月
【報酬・待遇等】報酬(月額)16万6000円(3年目は18万6000円)、社会保険等加入、住居無償貸与、活動車とパソコン無償貸与、2次試験の面接旅費及び赴任費用の一部補助あり
詳しくは、東温市ホームページ→お知らせ・募集タブをクリック!

12月8日(土)愛あるえひめ暮らしフェア「協力隊☆ナイト」、
12月9日(日)えひめ地域おこし協力隊合同募集説明会に参加します!

【会場】両日ともに東京交通会館

東温市移住・定住支援ポータルサイト

移住コンシェルジュと東温市移住・交流担当が、日々東温市の新鮮な情報を更新中。東温市の気になる移住支援制度や移住体験談も掲載。移住に関する情報は、東温市移住・定住支援ポータルサイトをご覧ください!

移住のご相談はお任せください! 移住コンシェルジュ 愛洲恵さん、大西法子さん
問い合わせ先

東温市企画政策課

〒791-0292 愛媛県東温市見奈良530-1
089-964-4473

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