書籍

福島原発事故の「犯罪」を裁く

東京電力&役人&御用学者の刑事告発と賠償金請求の仕方!

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著者:広瀬 隆・保田行雄・明石昇二郎 編著
発売日:2011年11月17日
価格:628円(税込)

判型:A5判
ページ数:84P
ISBN:978-4-7966-8642-6

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あなたにも告発・提訴できる原発村の悪!!

今年7月、作家の広瀬隆氏とジャーナリストの明石昇二郎氏が、東京電力福島第一原発の事故をめぐって、過失責任を問われるべき当事者を東京地検特捜部に刑事告発し、ネットを中心に話題となりました。本書では、いまだに責任が問われていない東電の経営陣、原子力安全委員会の委員などの責任を徹底究明。さらに、東電がはじめた原発事故被害者への賠償について、そのあまりにも人でなしのやり口を徹底的に暴き、福島県民からお茶が汚染された静岡県民まで、幅広い被害者に民事訴訟を通じた賠償請求の仕方を徹底解説し、補償金の取り方まで解説します。あなたにも追及できる東電&御用学者の犯罪、法的責任!画期的な脱原発本の登場です。

目次

  • まえがき 77京ベクレルの「被曝」傷害事件   明石昇二郎

    第1章 東京電力&監督官庁&御用学者を「刑事告発」する方法
    「刑事告発」&「刑事告訴」でフクシマ原発震災の不正を糾せ!   明石昇二郎
     告発の趣旨
     事故の発生
     被害の発生
     被告発人らの過失
     告発に至る事情
     当事者目録
     「専門家」バージョンにおける被告発人目録
     明石昇二郎「東電」バージョン陳述書

    第2章 緊急対談 東京電力の詐欺的な「補償金制度」に騙されるな!
    日本中に拡大する放射能汚染、被曝被害についてはいっさい無視!   広瀬隆+保田行雄+司会・構成=明石昇二郎
     「ご被害者のみなさま」と慇懃に詫びても加害責任は頑として認めない東電・西澤社長
     東電の「法的責任」を曖昧にさせないための「刑事告発」
     賠償問題の鍵を握るのは「被害者」自身
     賠償問題の本質は「被曝」
     「原発事故難民」の発生は時間の問題
     コラム 日弁連も警戒を呼びかける東電「補償金ご請求のご案内」の落とし穴!

    第3章 Q&A方式 東電に賠償請求したい貴方のための「賠償請求心得」
    福島県の被災者から東京の一時避難者まで……カネは満額支払ってもらうべきだ!   講師=保田行雄+構成=明石昇二郎
     Q1 福島原発の事故では、どのような費用が賠償請求の対象となるのでしょうか?
     Q2 被曝による精神的苦痛に対する賠償請求はできますか?
     Q3 原発事故による避難のために職を失いました。避難先で職を見つけるまでの間にかかった家賃や生活費は賠償請求できるでしょうか?
     Q4 一家で自主避難をすることにしましたが、元の家や商売(自営業)のローンが残っています。土地も家も汚染され、価値がなくなっているにもかかわらず、こうしたローンや固定資産税を支払い続けなければいけません。おまけに新しい家や商売のため、多重ローンを抱えることになりました。一部でも賠償金で賄えればいいのですが……。
     Q5 汚染が確認されている東京や静岡の住民が自主的に避難した場合でも、東電に損害賠償請求はできるのでしょうか?

    第4章 全国会議員必読! 賠償されない人たちを救うとっておきの方法
    米国流集団訴訟制度「クラスアクション」を導入せよ!   明石昇二郎
     あのJCO事故でも「住民被曝」は無視されていた
     「村には被曝による被害者など誰もいない」?
     「一概には言えない」調査の信頼性
     市民への「被曝」傷害問題では環境への放射能放出量「19京ベクレル」「77京ベクレル」をベースに議論するのが基本
     なぜ政府や国会は東電の「赤子の手をひねる」ようなマネを許しているのか
     被害者側の巻き返しはこれから始まる

    解説 グーグルが書籍無断全文デジタル化で逆手にとったクラスアクション制度   明石昇二郎

    あとがき 東電の傲慢さを国民が裁く時がきた   広瀬隆

    巻末付録 刑事告発状全文

    編著者紹介

広瀬 隆(ひろせ たかし) プロフィール

1943年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。大企業のエンジニアを経て、退社後に医療・技術関係の翻訳に従事し、その中で日本の公害と患者さんの声を海外に伝えるうち、放射能と原子力の問題に気づき、1979年のスリーマイル島原発事故から市民運動を開始。現在まで全国の住民運動・市民運動とともに活動を続ける。原子力関係の新しい著書に、2010年刊の『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書)、『原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島』(ダイヤモンド社)、2011年刊の『福島原発メルトダウン』( 朝日新書)、『原発の闇を暴く』(明石昇二郎との共著、集英社新書)、『新エネルギーが世界を変える 原子力産業の終焉』(NHK出版)、『原発破局を阻止せよ!』(朝日新聞出版)がある。

広瀬 隆 の他の作品

保田 行雄(やすだ ゆくお) プロフィール

1951年熊本県八代市生まれ、明治大学法学部卒業。81年4月弁護士登録(東京弁護士会所属)。東京HIV(薬害)訴訟、医療過誤訴訟(未熟児網膜症等)、廃棄物問題(所沢テレビ朝日ダイオキシン訴訟等)、カネミ油症人権救済申立及び新認定訴訟、水俣病出水の会顧問等を担当。著作に『薬害エイズはいま 新しいたたかいへ』(川田悦子との共著、かもがわ出版)、『ダイオキシンの現実』(宮田秀明との共著、岩波書店)など。保田・河内法律事務所( 東京都文京区大塚5丁目6番15号ワイビル401)を運営。

明石 昇二郎(あかし しょうじろう) プロフィール

ルポライター、ルポルタージュ研究所代表。1962年東京都生まれ。1985年、東洋大学社会学部応用社会学科マスコミ学専攻卒業。1987年、『朝日ジャーナル』に青森県六ヶ所村の「核燃料サイクル基地」計画を巡るルポを発表し、ルポライターとしてデビュー。ルポの対象とするテーマは、原子力発電、食品公害、著作権など多岐にわたる。築地市場や津軽海峡のマグロにも詳しい。フリーのテレビディレクターとしても活動し、1994年日本テレビ・ニュースプラス1特集「ニッポン紛争地図」で民放連盟賞受賞。2010年「ルポルタージュ研究所」を設立。著書に『原発崩壊―誰も想定したくないその日―』(金曜日、2007年)、『原発の闇を暴く』(集英社新書、広瀬隆氏との共著、2011年)、『福島原発事故の「犯罪」を裁く』(小社、広瀬隆氏、保田行雄氏との共著、2011年)、『敦賀湾原発銀座[悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖』(宝島SUGOI文庫、2012年)など多数。

明石 昇二郎 の他の作品

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福島原発事故の「犯罪」を裁く

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