書籍
「会社力」がうつから救う!
職場の「うつ対策」完全マニュアル
労務・人事・総務&管理職必読!
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うつ病が会社を襲う!
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きっかけは、長時間労働、仕事上のミス、 昇進・降格、配置転換、人事異動、職場の人間関係… 企業が「社員のうつ」責任を問われる時代になった。 どうすれば「会社」と「うつ社員」を救えるのか。 上司は業務上過失致死傷罪!?
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「うつ病なんてサボリ病だ」などと言っていたら、 巨額の損害賠償を払うハメになる!
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「そんなに辛いなら勝手に休めばいいだろう」 「会社は社員の心の面倒まで見てられないよ」 「派遣社員やパートのことまで知ったことかよ」 「休ませても治らない正当解雇だよ」 という会社の主張はもう通らない
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会社は全社員のメンタルヘルスを守る法的な義務がある!
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目次
- 序章 うつ病が企業を襲う
あなたの会社の訴訟リスク
企業の「安全配慮義務」が厳しく問われている
なぜ職場復帰プログラムが必要なのか? …ほか
第1章 うつ病が会社を崩壊させる
ウツ社員が自殺したら会社が倒産する?
負担するのは損害賠償金だけではない
社員一人が一年間休めば五千万円の損失 …ほか
第2章 うつ病は「心の病気」ではない
うつ病は「脳の代謝障害」
「風邪」のように引きやすく「ガン」より多い死亡者数
急に視線を合わせなくなった社員がいたら要注意 …ほか
第3章 ウツ社員を生み出すハイリスク職場
1~3パーセントの社員がバーンアウトする
社員に「この職場はなじめない」と感じさせる会社は危ない
うつ病ハイリスク職場とハイリスク上司 …ほか
第4章 「会社のうつ」その予防と対処法
メンタルヘルス対策は中途半端にしないこと
うつ病経験者を推進担当者にして権限を与える
EAP(従業員支援プログラム)を導入する …ほか
第5章 ウツ社員の職場復帰を支援する
職場復帰は筋力トレーニングと同じ
会社が「復職させる」と決心し社員を応援する
職場復帰の準備を開始するタイミング …ほか
第6章 ウツ社員の自殺を防ぐ
うつ患者の10人に1人は自殺を図ろうとする
職場復帰後に自殺の危険が高まる
自殺には事前にサインがある …ほか
山口 律子(やまぐち りつこ) プロフィール
1988年東京都特別区入庁、都内の保健所に7年間勤務する。95年MDA(Mood Disorders Association of British Columbia Canada)にてレジデント研修。家族心理教育プログラム、気分障害の心理教育プログラムを学ぶ。96年米国サンフランシスコのヘイトアシュベリーメ ディカルクリニックにて在宅AIDSケア、薬物依存ケアプログラムレジデント研修。その後、米国(財)野口医学研究所、横浜市総合保健医療センター精神保 健部リハビリテーション科精神科デイケアに勤務。2002年NPO法人MDA-JAPANを設立。うつ・気分障害の当事者と家族の支援活動を始める。現 在、日立キャピタル損害保健株式会社メディカルアドバイザリ-室長。日本うつ病学会評議員。保健師。
(MDA-JAPANへの問い合わせ)
〒101-8693 東京都千代田区丸の内2-7-2 東京中央郵便局ビル1362号
http://www.mdajapan.net/old/modules/news/
MDA (うつ ・気分障害協会) プロフィール
NPO法人MDA(Mood Disorders Association)は、誰でも自由に参加できる形式で、専門職が、「うつ病」に関する正しい知識と最新の医療・福祉情報を提供し、国際交流やメン バー同士の交流のなかで「うつ病」の回復を目指すサポートグループ(心理教育グループ)として、2002年に設立された。
(1)当事者プログラム (うつ病セミナー・グループミーティング)、(2)就労プログラム(Back To Work-NEO)、(3)就労プログラム(Back To Work キャリアサポートセミナー)、(4)再発予防・症状自己管理プログラム、(5)服薬管理プログラム、(6)認知療法プログラム、(7)家族プログラム(う つ病セミナー・グループミーティング)、(8)権利擁護プログラム(啓発活動を含む)(9)自殺予防プログラム(精神科医講演会・自殺未遂者&家族支援グ ループ)、(10)うつ専門医・精神科医講演会(最新のうつ病治療情報の提供・情報交換)、(11)国際交流プログラム(海外との交流・最新の治療情報交 換など)などの活動を行う。
URL=http://www.mdajapan.net/old/modules/news/