「話し方」は「生き方」 才能も技術もいらない。口下手に悩むあなたに |
●感動した瞬間の自分自身を覚えておく
●論より小さなエピソード ●手で考えよう ●初めて聞く話だと思って聞く ●「たかが人間」からはじめよう |
『しあわせの雑学』の著者が贈る TBS、MBSラジオで人気の「話すコラムニスト」 |
「私は口下手だ」とか「もっとコミュニケーション術を磨かなくては」といったところで悩むなんてばかばかしい。むしろ自分はどんな人間なのか、自分はどんな生き方をしているのだろうかということをぼくたちはじっくり考えていったほうがいいのではないか。(「はじめに」より)
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目次
- はじめに──「伝える」とは、自分に向けられた言葉である
■第一章 「あの人の話が聞きたい」と思う「あの人」たちの共通点
1 聞き手となるも話者となるなかれ
2 初めて聞く話だと思って聞く …ほか
■第二章 話の重さと軽さ
5 伝わる力は言葉数(かず)に反比例する
6 流行より自分自身のメッセージを …ほか
■第三章 「自分パズル」のピース
8 感動した瞬間の自分を覚えておく
9 自分を見つけられれば自分を変えられる …ほか
■第四章 手で考える
11 パソコンで打つのと手で書く「愛」「命」の違い
12 コミュニケーション力はITの発達に反比例する …ほか
■第五章 伝わる話の三つの共通点
16 話は明快であれ
17 あれもこれも話さない …ほか
■第六章 裸の言葉の強さ
20 「たかが人間」からはじめよう
21 「たかが」がもたらす許容力は大きい …ほか
■第七章 思えば思われる
25 「伝える」ことはアナログ的な行為
26 相手にある嫌いなものは自分にもある …ほか
■第八章 言葉ではない「伝える/伝わる」関係
30 目に宿るもの
31 言葉を足したいと思う笑顔 …ほか
■第九章 言葉と情景
34 シチュエーションが言葉を紡ぎ出す
35 情景は言葉以上に心を伝える …ほか
伝えるとは、生きているということ──「あとがき」に代えて