どうやって儲けているのか?
「原価」がわかると儲けのしくみが見えてくる!
原価率が低く、がっちり儲けているけれども、それを悟られないビジネスこそが
長続きする、賢いビジネスだ!
● なぜ、おみくじビジネスは1000年以上続いているのか?
● なぜ、一杯390円のラーメン店は儲かるのか?
● 原価ゼロビジネスの舞台裏
● サービス業の原価 ほか
目次
- はじめに おみくじほど賢いビジネスのお手本はない
1章 なぜ、おみくじビジネスは1000年以上続いているのか?
* おみくじの100円はなにに対するものなのか
* 「原価グセ」をつけれぱ、正しい選択力が身につく
* おみくじは1000年以上続くビジネス
* おみくじの原価は1円!
* おみじの値段が決まったのは販売機の不具合から
* おみくじで儲けているのはだれ? ・・・ほか
2章 なぜ、1杯390円のラーメン店は儲かっているのか?
* 「集客商品」と「収益商品」
* ファミレスのドリンクバーの原価はいくら?
* 消費者は「おいしい」よりも「慣れた味」を選ぶ
* ハンバーガーチェーンのセットメニューはお得?
* ものではなくノウハウを売るフランチャイズの誕生
* 使えば使うほど安くなる原価低減の法則 ・・・ほか
3章 原価ゼロビジネスの舞台裏
* 捨てるものを売って金持ちになる
* 葉っぱを「つまもの」という商品にした農協職員の発想
* 「つまもの」ビジネスの成功を支えたのは開発者の情熱
* 生産者の意識を高めた実力主義システム
* 県の条例を改正させた「六甲のおいしい水」
* 「ご当地ならでは」を活かした原価ゼロビジネス ・・・ほか
4章 サービス業の原価をとことん探る
* 「夢」はプライスレスという儲けのマジック
* 現実的な金額を「体感」しろ
* 「需要をつくる」ことでお金を使わせる
* 儲けのシステムを分析するにはまず「見込み」から
* 自分なりの目安を武器にする
* 消費者の「心のブレーキ」をはずす ・・・ほか
5章 究極の原価ゼロビジネスは「代行業」
* ランニングプロフィットをつくり出せ
* 原価を意識すれば儲かる企業体質になる
* パソコンを買うとプリンターがついてくる理由
* 気がつけば世の中消耗品だらけ
* 情緒的に売るパソコンのバージョンアップ商法
* 携帯の電話料金の原価は闇の中 ・・・ほか
あとがき 合言葉は「ラクして儲ける」