生誕100年
「クラシックジャーナル」編集長による歴史的考察
音楽、権力、メディア、テクノロジー・・・・・・、
すべては一人の男に制覇された!!
すべては一人の男に制覇された!!
目次
- カラヤンこそ二十世紀の帝王である-「まえがき」にかえて
1章 誕生(1901[1908]~1928年)
-誕生前から指揮者になるまで
ヴェルディ死去
ベルリン・フィル創立二十年
マーラーが交響曲第五番を完成・・・ほか
2章 雌伏(1929~1945年)
-プロの指揮者になって、奇蹟のカラヤンと呼ばれ、敗戦まで
指揮者デビュー
トスカニーニをバイロイトで聴く
バイロイトでトスカニーニとフルトヴェングラーが激突・・・ほか
3章 野望(1946~1956年)
-敗戦から、ベルリン、ウィーンを手中に収めるまで
EMIのレッグと出会う
音楽家たちの復権
ザルツブルク音楽祭に出演、しかし・・・ほか
4章 栄光(1957~1964年)
-帝王時代
ウィーンのカラヤン時代、始まる
三度目の結婚
ドイツ・グラモフォン、デッカと契約・・・ほか
5章 再起(1965~1978年)
-復活祭音楽祭の成功、ベルリン・フィルとのピーク
映画制作始まる
復活祭への準備
復活祭音楽祭大成功・・・ほか
6章 残照(1979~1989年)
-晩年の録音・録画への執着、そして死
バーンスタインがベルリン・フィルを指揮
デジタル録音が始まる
カラヤンのアドバイスでCDが十二センチに・・・ほか
7章 光芒(1990~2008年)
-死後も高まる名声、生誕100年を迎えて
アバド時代始まる
モーツァルト没後二百年
ザルツブルク音楽祭からカラヤン色一掃・・・ほか