規制増殖に悲鳴を上げる日本!
緊急出版!!サブプライム問題を超える深刻さ
産業界の生殺与奪権を握る「霞が関」
- 改訂し、文庫化して、2009年06月05日に宝島SUGOI文庫『行政不況』を発売しました。
目次
- まえがき
第一章 なぜ今、規則強化なのか?
食品偽装問題を追い風にする「経済産業省」と「国民生活センター」
消費者保護のエスカレートと行政不況
「改正建築基準法」がもたらしたリセッション
悪徳業者のために全業者が死活問題に直面
「改正貸金業法」と金融庁の胸算用・・・ほか
第二章 業界再編リセッション
企業の合従連衝が加速する
◇流通業界
避けては通れない流通業界の大再編
百貨店業界は「大手五社でシェア五割」
富裕層争奪戦・・・ほか
◇電機業界
東芝、日立のナショナル・ブランドも没落の危険に
トップシェア確保か?コスト競争力か?
電機メーカーは今やM&Aの草刈場
◇建設業界
これから危機の本番を迎えるゼネコン
◇金融業界
世界最大の銀行「ゆうちょ銀行」のリスク
本業の貸し出しでは利益を上げられないメガバンク
ネット証券のビジネスモデルは限界に・・・ほか
第三章 マフィア経済VS金融庁・警察
失速する大手新興ベンチャー
アングラ勢力の排除に本腰を入れる金融・警察当局
ファンドに食い込む“マル暴マネー”
「反社企業」への融資を締めつける金融庁・警察
「ブラックリスト」の共有を始めた金融機関・・・ほか
第四章 「失われた三〇年」の始まり
サブプライムローン崩壊で露呈した日本の歪み
企業投資は海外逃亡・・・・・・日本人の「二極化」が止まらない
世界でも突出している株式市場の「日本売り」
景気対策のカードを失っている福田政権
危機封じに終始した「竹中プラン」の不良債権処理・・・ほか