「現代的」「洗練された文章で、カッコいい」
「胸が痛くなる」「青春小説としてぜひ世に出したい」
選考委員、大絶賛!
第4回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作
10代の心と日常をリアルに描いた、新しい感覚の青春恋愛小説
「先生は、一度も好きだとは言ってくれない――」
第4回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞! 京大卒・美人作家が描く感動の恋愛小説!
高校二年生のリカは、数学教師の高木と誰にも内緒で付き合っている。友達の真希は、処女なのに妊娠を恐れてピルを持ち歩く。「空の上に、すごい大きな神様がいてね。毎日、手からいっぱい針をまいて、地上に降らすの。その針に刺さった人間は不幸になるの。それで、運が悪いと死んじゃうの」。真希の救いのない話は、あとに続く事件を暗示していた――。
高校二年生のリカは、数学教師の高木と誰にも内緒で付き合っている。友達の真希は、処女なのに妊娠を恐れてピルを持ち歩く。「空の上に、すごい大きな神様がいてね。毎日、手からいっぱい針をまいて、地上に降らすの。その針に刺さった人間は不幸になるの。それで、運が悪いと死んじゃうの」。真希の救いのない話は、あとに続く事件を暗示していた――。
- 改訂し、文庫化して、2011年04月07日に宝島社文庫『放課後のウォークライ』を発売しました。
目次
- 一 白いブラウス
二 赤いボールペン
三 金色の花火
四 銀の魚
五 灰色の雲
六 黒いアスファルト
七 青空