これが中国の犯罪だ!
弾圧される少数民族!
1万名ものウイグル人が行方不明!
今年の7月に中国・ウイグル地区で起こった虐殺。中国政府はウイグル人による暴動が原因であると発表しているが、実際は中国政府によるウイグル人の虐殺である。その虐殺で1,000名を超えるウイグル人が殺された。これはまさに、中国政府の少数民族への弾圧である。本書は、世界ウイグル会議、日本代表のイリハム・マハムティが、7月5日に起きたウイグル虐殺の真実と、中国政府のウイグル人迫害の歴史をイリハム氏自身の歩みを通して明らかにする。少数民族への迫害は、いずれ日本にも及んでくるだろう。
目次
- はじめに
第1章 2009年7月5日、ウルムチでは何が起きたのか
中国の真実を報道することができない日本のマスコミ
まず6月25日に発生していた“ウイグル虐殺事件”
そして7月5日の“ウイグル虐殺事件”へ……
露骨な中国政府のダブルスタンダード
血の日曜日
…ほか
第2章 私の子供時代
0歳から両親と離れ離れに……
改革開放の影響で変質していくウイグルの世界
漢族の小学校で学んだ少年時代
父との別離
君臨する生産建設兵団
日本製テレビがやってきた!
第3章 青年期、変貌する故郷
生まれて初めての“ビジネス”
ソ連崩壊による民主化の息吹き
鉄飯碗……、国営企業での生活
停薪留職とウルムチでの暮らし
故郷に凱旋、日本製オートバイを買う
…ほか
第4章 東トルキスタンの歴史と現在
中国政府が行っている卑劣な民族同化政策
イスラム教に対する弾圧政策
民族の良心を踏みにじる中国共産党の手法
中国語の使用を強制されるウイグル人
非常に危険な“外国人参政権制度”……
日本を合法的に乗っ取ることができたオウム真理教
第5章 結局、北京オリンピックとは何だったのか?
中国人の“愛国心”の正体をさぐる
第6章 次は台湾が、そして日本が……
日本人の勇気ある行動が、中国共産党を追いつめる
中国に投資することの危険さ