ニッポン政府スリム化宣言!!
「みんなの党」の党首・渡辺喜美氏(元金融・行政改革担当大臣)の本。父の故・渡辺美智雄氏の秘書時代に経験した知られざるエピソードをおりまぜながら、渡辺氏が「小さな政府」をなぜめざしているのかに加え、日本をよくする国づくりの具体的な方策について語り尽くします。2010年7月の参院選を前に、世論調査ごとに支持が増え、期待が高まっている第三極「みんなの党」代表の注目作です。
目次
- プロローグ 小さい国づくりで日本は成長できる!
全国一律の「金太郎飴方式」はみんなを幸せにしない
繁栄を極めるのには何十年もかかるが、谷底に落ちるのはあっという間
組織論理を優先した大蔵省
…ほか
第1章 バラマキと増税の前にやるべきことがある
ノーテンキな民主党の大臣たち
給料が増えなければデフレ脱却はできない
官僚に上手に使いこなされてしまった鳩山政権
…ほか
第2章 ヨッシーの日本再生計画
成長のタネ
エコカー減税は電気自動車に絞れ
大都市の水道局を民営化し和製水メジャーを作る
…ほか
第3章 笑う官僚 ―― 民主党政権は「官僚天国」
日本郵政は巨大な財政投融資時代に逆戻りした
「無血の平成維新」が聞いてあきれる
民主党政権の「矛盾点」
…ほか
エピローグ 『自由からの逃走』の危機を回避せよ
だますべからず、だまされるべからず
鳩山首相の「軽さ」
田中角栄の「一致団結箱弁当」と小沢一郎の「一致団結北京ダック」
…ほか