電機・自動車の時代は終わった。
2012年、日本の産業構造は大きく変わる。
次世代の日本を牽引する産業とは――。
“経済の千里眼”の異名を取る“スガシタの眼”は
2012年をこう読む!!
1ドル60円台の超円高、日経平均6000円台突入、6人目の短命総理……
この“ロク”でもない
時代を日本人はどう生きるべきか――。
「経済の千里眼」の異名を持ち、『2020年の教科書』などのベストセラーを出す経済評論家・菅下氏の著作。3・11の大震災後に起きた超円高や政治の混乱は、日本経済と日本人にどんな影響をもたらすのか?さらに「2012年は1ドル=60円になるが、日本の企業は今以上に強くなる理由」、「強欲資本主義が狙う次の市場はどこか」といったトピックをわかりやすく解説。図を豊富に交え、2012年以降の日本経済の未来予想図を大胆予測します。
目次
- まえがき
第1章 デフレは継続!? 収束!? 危機か復興かの2012年
2012年、日本が進む2つのシナリオ
【Aシナリオ】混迷し続ける日本と世界経済
【Bシナリオ】復活の兆候が見え始めた日本経済
知価革命が起き、富の移転が起こる
グローバル化する中での企業戦略
…ほか
第2章 フィクションで儲ける時代
“アメリカ強欲資本主義”の終焉
それでも歴史は繰り返す
新たな“強欲資本主義”がやってくる!
マネーが流れ込むエリアは“アジア”
大中華経済圏は強欲資本主義を目指す
…ほか
第3章 日本企業が進むべき道は新・ニッポン産業革命
“コンドラチェフの波”に注意する
上昇40年、下降20年のサイクルで見る!
円高はどこまで進み、いつ円安に転じるか
円高・デフレ不況を脱するには
肝心なのは“税と社会保障の一体改革”
…ほか
第4章 “ロクでもない”時代を勝ち抜く超投資戦略
これからの投資戦略はどうすべきか
為替――なお円高傾向が続く見込み
前人未踏の1ドル=60円台も!
為替相場でのチャンスはどこにある?
韓国ウォンに妙味あり
…ほか
あとがき