気持ちを伝える
江戸の切り紙
南天車(なんてんぐるま)
=「難を転ずる」から、お見舞いなどに。
お祝い、お礼、お見舞い、年賀状、お知らせなど。
紙を折って、型に合わせて切り、そっと開くと「かたち」が現れる……江戸時代から受け継がれる粋な「もんきりあそび」。大切な人とのやりとりに、言葉のように「もんきり」を添えてみませんか。「もんきり」のかたちには、いろいろな意味があります。難を転ずる「南天車」はお見舞いに、強さや繁茂の象徴である「瓢箪」は出産祝いに。人生の折々の贈答や四季折々のハガキに、心を込めて「かたち」を添えるアイデアをご紹介します。
目次
- はじめに
「もんきり」で「かたち」と遊ぶ
めぐる人生の折々に贈る「かたち」
生まれる。
結ぶ。
つらいこと、あればいいこともあるさ。
つるかめ。つるかめ。
がんばって!!
おめでとう。
よい知らせです。
おくやみ申し上げます。
ともに暮らす
めぐる季節の折々に贈る「かたち」
春のことばとかたち
夏のことばとかたち
秋のことばとかたち
冬のことばとかたち
お正月のことばとかたち
もんきり 作り方
もんきり 紙の折り方
もんきり 型紙
おわりに