遺伝子組み換え、農薬、食品添加物…
ブラックボックス化する食の世界!
わかりやすい語り口で、そのヴェールをはぐ!
アメリカ産の大豆やとうもろこしはほとんどが遺伝子組み換え作物で、いつその影響が人体に出るかわかりません。多国籍石油化学企業がアメリカのみならず、世界の農業や食品を牛耳る時代になっています。利益優先の食品産業が撒き散らす害毒は、遺伝子組み換え作物のほかにも神経をマヒさせる農薬や、アレルギー体質を引き起こす化学物質など、数えきれません。TPPはそれが大手をふって日本になだれこむきっかけになります。本書はそれらをわかりやすく警告します。
目次
- はじめに
第1章 その食品、遺伝子組み換えの疑いあり
1 酸化防止剤やサプリのビタミンC、じつは中国産で遺伝子組み換えの可能性あり!
2 加工食品が安い理由! アメリカ政府が「遺組み」(GM)コーンに補助金を出していた
3 輸入解禁! ハワイ産の「遺伝子組み換えパパイア」が店頭に並んでいます
…ほか
第2章 TPPで日本の食はむちゃくちゃに
1 秘密の交渉が明らかになったTPP。これが発効すると「食品添加物」がグ~ンと増える
2 「米韓FTA」は日本の明日か
第3章 「天然」でも怖い食品添加物
1 アイシャドウと口紅と「イチゴ牛乳」と赤いカクテルに共通するもの、「天然着色料」の恐怖
2 未来世代に拒否されて、頭を掻きながら戻って来た「化学物質」
3 なぜ、食品関連企業は「立ち入り禁止区域」なのでしょう
第4章 放射能と化学物質
1 外部被曝より、食べものなどからの内部被爆のほうが何倍も影響が大きい
2 食品添加物のおさらい。放射性物質との相乗作用を防ぐために……
3 いま問う、キリンビール、カゴメ、旧三井東圧化学、JTたちよ!
第5章 農薬と環境ホルモン
1 無人ヘリによる農薬の空中散布の9割が水田!
2 いま「ミツバチ」を大量死させているネオニコチノイド系農薬
3 哺乳びんに「環ホル」作用があると、欧州連合が動きだした!
…ほか
第6章 日本人の主食、コメがあぶない!
1 スーパーの西友が、中国吉林省のお米を輸入し始めた
2 福井県内で「中国産米」の売れ行きが順調だと。 地元新聞より~
3 「くず米や砕米、奇形米」が貧困ビジネスで使われていた、悲しい現実
あとがき
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