奔放なる江戸「春画」の世界

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著者：加藤光男監修
発売日：2013年2月25日
価格：1,430円(税込)

判型：A5判
ページ数：127P
ISBN：978-4-8002-0816-3

祭りの夜の乱交、レズ、大奥、最強四十八手…
「春画」は性の見本市だ！

名絵師たちの淫画に学ぶ、
江戸時代の男女の営み、性技、性文化

三歳児のための絵本に、吉原での女郎の買い方の手順を解説したものがあったくらい、江戸時代は性に開放的で、おおらかな時代でした。本書は「春画」を題材に、祭りの夜の乱交、レズ、大奥、最強四十八手などなど、江戸時代の男女の営み、性技、性文化を紹介します。当時は日常茶飯事だった「密通」を描いた鈴木春信、早熟な子供たちを表現した歌川国芳など、全20絵師の艶作品を大公開！

加藤光男(かとうみつお) プロフィール

1961年栃木県生まれ。立教大学大学院史学専攻博士課程前期修了。国際浮世絵学会会員・関東近世史研究会会員。専門は日本近世史。浮世絵を絵画としてではなく、江戸庶民にとっての情報伝達の媒体（メディア）としてとらえ、木版多色刷りの浮世絵が果たした役割について研究。研究論文に『浮世絵を読み直す　～江戸っ子のマスメディア』（『研究紀要』）ほか。著書に『江戸の文学から浮世絵・錦絵まで　原典で楽しむ江戸の世界』（浅野晃氏と共著・里文出版）、『江戸の性愛学』（監修・徳間書店）など。