キャリア40年のアイドルウォッチャー
北川昌弘がつぶやいた、
「AKB48は、もはやアイドルじゃない!」
ではいったい何者なのか、
いや、そもそもアイドルとは…
1988年から十数年にわたって年度版で『NIPPONアイドル探偵団』(JICC出版局=宝島社の前身)を編集してきた筋金入りのアイドルウォッチャー・北川昌弘が満を持して放つアイドル論。映画とともに生まれた「スター」と異なり、テレビとともに生まれ、育ったアイドルは、どこにでもいそうな、でもメディアを通じてしか会えない「可愛い子」として多くの男の子の心をつかんできました。それが、長引く不況やインターネットの普及などのさまざまな要因で、なんということか、テレビの凋落が始まってしまいました。そこに登場した「会いに行けるアイドル」AKB48!これはもう、従来のアイドル像から大きくはみ出した存在と言えるでしょう。山口百恵からAKB48まで、この40年のアイドル通史&進化論!
※この本では女性アイドルだけを対象にして書いてます。男性アイドルの話は出てきません。