「ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したい、というただそれだけの、
でもとても切実な祈り。日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる」
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」―――娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした。格闘家として身体を使ってきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。木村伊兵衛写真賞受賞の写真家、川内倫子氏も絶賛。
※本書は2011年4月から2012年6月まで掲載されたブログおよびNEPENTHESホームページにて連載中のコラム「パパはね。。」を再構成し、一部加筆・修正を加えたものです。