
シリーズ 偉大な日本人 |
誰もが学んでおきたい
「未知のものを探りあてる思考のプロセス」 |
科学的想像力の源泉となった東洋思想とは、どんなものか!?
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旧制高校から同級生で同じ分野の
ノーベル賞受賞者・朝永振一郎とのライバル物語 |
目次
- 【その一】人間・湯川秀樹の軌跡をたどる
・天才家系“小川”のルーツは紀州・和歌山にあり
・美女と財産を同時に手に入れた、うらやむべき結婚
・関東大震災の難を、すんでのところで逃れた幸運の理由 …ほか
【その二】<中間子論>は何がすごかったか
・湯川をノーベル賞に推薦した科学者はだれだったか
・ノーベル賞で変わった湯川の人生と性格 …ほか
【その三】湯川秀樹VS朝永振一郎
・高校入試の席次は、湯川八位、朝永三六位
・湯川コンプレックスにさいなまれた朝永の苦悩
・無頼派と完全主義者、洒脱と冷徹、毅然と気取り屋 …ほか
【その四】湯川の理論を支えた東洋思想
・なぜ湯川少年は『荘子』を愛したか
・李白からヒントを得た新しい空間認識 …ほか
【その五】核兵器は“絶対悪”という信念
・湯川の手を取り、泣いて謝罪したアインシュタイン
・湯川は国民の戦意を鼓舞した過去を生涯悔やんだ …ほか