- 改訂して文庫化して、2008年12月18日に宝島SUGOI文庫『大相撲タブー事件史』を発売しました。
目次
- イントロダクション
写真で見る戦後大相撲騒動史
第一章 ドルジの世界
* 史上最強のダーティーヒーロー「ドルジ伝説」序章
* 朝青龍を取り囲む意外なタニマチの「実力と凄み」
* ああKY! お気楽師匠 高砂親方の指導力「完全ゼロ地帯」
* モンゴル人力士評論で人気 「温泉教授」松田忠徳氏の「盗用疑惑」と「知られざる過去」
* 朝青龍はそんなに悪いのか-
インタビュー・松原隆一郎 「国技の崩壊」は「見る者の崩壊だ」
* 「土俵の神」が怒った! 「ビラまき女」上陸事件の禍根
第二章 八百長
* 「角界浄化」20年の星霜――
『週刊ポスト』記者が語った「大鳴戸親方「謀殺説」と「板井爆弾」のインパクト
* 国民栄誉賞横綱・千代の富士の「黒い53連勝」を検証する
* 戦後「裏・名勝負」15番ダイジェスト
* イケイケ訴訟で「ブーメラン」に当たっちゃった「伊佐次」センセイ
* 千代の富士「引退直後」の平幕優勝続出を考える
* 北の湖「婚約スクープ」から千代の富士「女性報道」まで、私が怒らせた「大横綱」たち
第三章 花田家「百年の孤独」
* 若貴「出生の秘密」論に見る花田家節度なき「下半身」事情
* 著者は「貴乃花」「おかみさん」という封印された花田家2冊の「暴露本」を追う
* 藤島部屋グラフ―旗揚げから絶頂まで―
* サポーター制度、チケット販売…… 「貴乃花改革」はどこまで成功するか
* 「チャンコダイニング若」潜入記
第四章 外国人力士
* 知られざる「在日横綱」の半生 「玉の海」に始まる外国人横綱の系譜
* 「高見山」「千代の富士」も参戦内定していた梶原一騎「大日本プロレス計画」の真相
* 外国人力士問題を予言していた92年「児島論文」を読む
* トンガ、ハワイからヨーロッパ勢まで外国人力士「トラブル伝」
第五章 土俵の修羅
* 「立浪裁判」で分かった年寄株をめぐる「骨肉の争い」
* 若貴だけじゃなかった! 先代・井筒親方が呪った息子「逆鉾」と「寺尾」
* 輪島大士 20年前にハワイで語っていた、角界廃業と「プロレス転向」の真実