魚の旬を知る
旬菜をおいしくいただく
芽吹く花、月の満ち欠けを愛でる
季節の行事、祭りを楽しむ
和歌、俳句、手紙で季を詠む
初がつお、土用のうなぎ、秋の七草などなど、旧暦にもとづき季節や自然を楽しむ風習は、今も私たちの暮らしに溶け込み、馴染み深いものとなっています。本誌は太陽暦の一年を四等分した春夏秋冬の他に、二十四等分した二十四節気と七十二等分した七十二候ごとに、旬の野菜や魚介類、草花、行事など、めぐりくる季節や自然を楽しむ古きよき暮らしの知恵を、美しいイラストとともに解説していきます。
- 改訂して文庫化して、2013年09月05日に宝島SUGOI文庫『旧暦で楽しむ日本の四季 二十四節気と七十二候』を発売しました。
目次
- 春
立春(りっしゅん)
一候 初候 東風解凍
二候 次候 黄鶯睍睆
三候 末候 魚上氷
雨水(うすい)
四候 初候 土脉潤起
五候 次候 霞始靆
六候 末候 草木萠動
啓蟄(けいちつ)
七候 初候 蟄虫啓戸
八候 次候 桃始笑
九侯 末候 菜虫化蝶
…ほか
夏
立夏(りっか)
十九候 初候 蛙始鳴
二十候 次候 蚯蚓出
二十一候 末候 竹笋生
小満(しょうまん)
二十二候 初候 蚕起食桑
二十三候 次候 紅花栄
二十四候 末候 麦秋至
芒種(ぼうしゅ)
二十五候 初候 螳螂生
二十六候 次候 腐草為蛍
二十七候 末候 梅子黄
…ほか
秋
立秋(りっしゅう)
三十七候 初候 涼風至
三十八候 次候 寒蝉鳴
三十九候 末候 蒙霧升降
処暑(しょしょ)
四十候 初候 綿柎開
四十一候 次候 天地始粛
四十二候 末候 禾乃登
白露(はくろ)
四十三候 初候 草露白
四十四候 次候 鶺鴒鳴
四十五候 末候 玄鳥去
…ほか
冬
立冬(りっとう)
五十五候 初候 山茶始開
五十六候 次候 地始凍
五十七候 末候 金盞香
小雪(しょうせつ)
五十八候 初候 虹蔵不見
五十九候 次候 朔風払葉
六十候 末候 橘始黄
大雪(たいせつ)
六十一候 初候 閉塞成冬
六十二候 次候 熊蟄穴
六十三候 末候 鱖魚群
…ほか
あとがき
2012年末から2013年の七十二候一覧表
お知らせ
- 本書で誤りがありましたのでお詫びして訂正します。 ●訂正ページ 87ページ 誤)その後、彼が死んだ場所に咲いたの が水仙だった、ということが由来となっ 正)その後、彼が死んだ場所に咲いたの が水仙だった、ということが由来となっ ています。