悪質な企業が増えているのか?
それとも労働者のワガママなのか?
「本人の受け止め方次第で
どこもブラック企業になり得る」 香山リカ (精神科医)
「年収1000万円超か年収300万円か。
年収は二択の時代に入る」 城 繁幸 (人事コンサルタント)
「20代はとにかくなんでもやる。
道は自然と見えてくる」 木暮太一 (経済ジャーナリスト)
正真正銘のブラック企業に
入ったときの自衛手段9か条
厳しい職場を「ブラック」と批判する風潮が高まっています。確かに、法律を破り、社員に無理を強いる問題企業は少なくありません。しかし、企業の成長、個人の成長、日本経済の成長を考えながら、働くことを前向きに捉え直すには、「自分に足りないものは?」「経営者の視点で考えたら?」などと、多角的に問題を見直す意識も重要です。本誌は、人事・政策のスペシャリストである竹中平蔵×城繁幸の対談のほか、香山リカ氏、木暮太一氏のインタビュー、加えて公務員、ビジネスパーソン、企業の声なども紹介し、さまざまな論点でこれからの「働くとはなにか?」を考える一冊です。
※本誌では、監修者のアドバイスをもとに、“ブラック企業”に関するさまざまなトピックを取り上げています。本文の内容は、多様な意見・考え方を取り上げたもので、監修者の意見を代弁するものではありません。