別冊宝島2497　八百八知恵　江戸の科学

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著者：鈴木一義監修
発売日：2016年9月10日
価格：1,100円(税込)

判型：A4判
ページ数：111P
ISBN：978-4-8002-6093-2
雑誌：66098-03

天文学、医学、からくり人形など
鎖国緩和が世界一の知恵と
技術力を生んだ！

世界水準の精密な
地図を独自に作成
伊能忠敬

円周率を独力で
小数点以下11桁まで算出
関孝和

〈東芝〉の基礎を作った
からくりの天才
田中久重

江戸の自由な教育が生んだ
日本文化の本質
【寄稿】
小説家冲方丁

江戸時代は、数学、医学、天文学、物理学など様々な学問が蘭学と交わりながら独自の発展を遂げました。円周率や飛行機など、西洋文化と思われがちな文化も、実は日本でも独自に研究されていました。本誌では、江戸時代の天才学者たちがどのような経緯で発明をはじめ、どのような人と関わりを持っていたのか解明します。そして、ものづくり大国・日本の原点を探り、現代社会にどのような影響を及ぼしているのか追求します。巻頭には、作家・冲方丁氏の寄稿文も掲載！

鈴木一義(すずきかずよし) プロフィール

国立科学博物館産業技術史資料情報センター・センター長。1957年、新潟県生まれ。1981年、東京都立大学工学部機械工学科卒業。研究対象は日本における技術の発展過程。特に、江戸時代から現代にかけての技術の発展状況を調査、研究。世界文化遺産委員、ものづくり日本大賞選考委員。主な著書に『からくり人形』（学研）、『日本人の暮らし』（共編、講談社）、『20世紀の国産車』（三樹書房）ほか。