ニッポンの裁判のことが一番よく分かる本!
本書で分かる「なぜ?」の一部
●なぜ裁判はだらだらと長くかかるのか?
●なぜ状況証拠だけで有罪になることがあるのか?
●なぜ「裁判に勝っても事態はなにも変わらない」のか?
●なぜ行政訴訟はほとんど常に国側の勝訴になるのか?
●なぜ裁判の多くは判決ではなく「和解」で決着するのか? ほか
●なぜ状況証拠だけで有罪になることがあるのか?
●なぜ「裁判に勝っても事態はなにも変わらない」のか?
●なぜ行政訴訟はほとんど常に国側の勝訴になるのか?
●なぜ裁判の多くは判決ではなく「和解」で決着するのか? ほか
日本において、裁判はなぜ人々の生活のなかに溶け込まないのか?
著者はこの問いから出発する。
判決は遅いし、判決の実行力がほとんどないに等しい裁判は、結局のところ庶民=弱い者の味方になっていないのではないか?
本書は、そのような日本の裁判の現状を、豊富な事例、弁護士としての日々の体験から分かりやすく開示してゆく。
裁判員制度の時代を目前にしたすべての日本人必読の書!
著者はこの問いから出発する。
判決は遅いし、判決の実行力がほとんどないに等しい裁判は、結局のところ庶民=弱い者の味方になっていないのではないか?
本書は、そのような日本の裁判の現状を、豊富な事例、弁護士としての日々の体験から分かりやすく開示してゆく。
裁判員制度の時代を目前にしたすべての日本人必読の書!
著者紹介
山口宏(やまぐち・ひろし)/副島隆彦(そえじま・たかひこ)
山口宏(やまぐち・ひろし)/副島隆彦(そえじま・たかひこ)
目次
- まえがき
プロローグ もう裁判なんてやりたくない
あるアンケート調査の結果
なぜ裁判制度が国民生活の基本を支えないのか
第一章 判決は忘れたころにやってくる
日本の裁判は時間がかかる
弁論手続とは何か
弁論手続の実態はどうなっているのか …ほか
第二章 やっと判決が出た。だが判決はケツ拭く紙ほどにも役にたたない
民事裁判における判決言い渡しの実情はこうだ!
強制執行システムの硬直性
裁判所の執行制度がつくったおかしな商売 …ほか
第三章 裁判は一審と二審でなぜ食い違うことがあるのか
法律上の主張の争いは事実をめぐっての争いである
事実認定は裁判官の自由心証主義によってなされる
撚糸工連事件の場合 …ほか
第四章 債務者に怖いものはない
自己破産の同時廃止はこう行われる!
現在のサラ金業者たち
破産管財人は権限はあっても実際には何もできない …ほか
第五章 住専の法律学
住専問題の前提
住専問題の不良債権処理は「飛ばし」である
一番悪いのは債務者である …ほか
そのほか