偶然拾った拳銃と死体写真が
屋上部の平和をおびやかす!?
「キャラと会話は抜群。自信をもって推薦します。
私も屋上部に入りたい。」大森望(翻訳家・評論家)
アメリカ大統領を人質に取ったテロリストが、いつ日本に核ミサイルをだって撃ってくるかわからない情況下、深刻なニュースが次々と報道されても、「屋上部」の面々には、もっと大事なことがあった。それは、屋上の平和を守ること。そんなある日、国重と沢木が屋上に持ち込んだのは、死体写真と一丁の拳銃。不穏な拾い物は屋上部の面々を、難事件に巻き込んでいく。それぞれの事件は、やがてひとつの大きな事件に繋がって……。大森望氏(翻訳家・評論家)、香山二三郎氏(コラムニスト)が絶賛した、第7回『このミス』大賞受賞作が文庫版で登場です!
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。