「薬」のチェックは「命」のチェック!!
診断・処方の通説の
ウソに気をつけろ!
医学界で常識・通説とされているものには、けっこうウソが多いものです。本書により、これらが一気に覆されることになるでしょう。持病のある人で、治療に納得できないと不安に思っていたら、本書を主治医に見せて読んでもらいましょう。医師と患者は本来対等であるべきです。健康で長生きするには、病気を医者任せにしないこと。そのためには患者に医療の知識と知恵が必要。さあ、今日から新たな医学常識を身につけましょう!
この商品は、2011年02月14日に発売された、別冊宝島『別冊宝島1727 命を脅かす医学常識』を改訂し、文庫化したものです。
目次
- 【はじめに】
医学界の常識・通説には、けっこうウソが多い 本書を医師・薬を選ぶ目安にしよう
パート1 【かぜ、インフルエンザ】 インフルエンザは怖くない! 怖いのは薬!
[総論] 薬は脳症や肺炎を予防しない!
タミフルが引き起こす「脳症」
解熱剤が脳症を引き起こす
インフルエンザの予防にワクチンは効かない
かぜ、インフルエンザに抗生物質はいらない
インフルエンザはかぜ!
パート2 【生活習慣病、加齢病】 血圧とコレステロールは薬で下げてはいけない
[総論] 降圧剤、コレステロール低下剤はなぜ寿命を縮めるのか?
動脈硬化の主因はコレステロールではない
血圧180/100までは降圧剤はいらない
今の基準ではみんな病気にさせられる
糖尿病に必要なのは、十分な睡眠と栄養(質と量)、インスリン 新薬には注意!
骨粗鬆症は減っている
パート3 【アトピー皮膚炎、喘息、片頭痛】 炎症はアレルギーがなくても起こる
[総論] アトピーの炎症は体にできた傷を治す反応 ステロイド剤では治らない
【アトピー皮膚炎】アトピー皮膚炎はアレルギーではない
【喘息】治療の目標は「治す」こと 今主流の吸入剤ではよけい治りにくくなる
【片頭痛】片頭痛も炎症 薬に頼らず防げる
パート4 【不眠症、不安・パニック障害、うつ病、せん妄、認知症】 医者がつくる病気
[総論]「医者の説明・病院でもらった薬」をうのみにしていませんか?
【不眠】睡眠剤では大病を1つ抱え込むことに 不眠の原因を見直そう
【不安・パニック障害】抗不安剤でかえって不安に 事故・事件の原因にも
【うつ病】抗うつ剤には重い依存があり、中毒に陥りやすい
【せん妄】薬剤がせん妄を引き起こす 認知症と誤診されないために
【認知症】認知症を遅らせたり、予防する薬はない
パート5 【がん】 予防に勝る治療なし 本当に効く固形がん治療法はまだ確立されていない
[総論] 「がんと免疫の深い関係」あなたの周りのどこにでもある発がん物質
【肺がん】肺がん用の抗がん剤イレッサは寿命を縮める
【大腸がん】鳴り物入りで導入が叫ばれたオキサリプラチン 延命の効果は?
【乳がん】無意味な検診、危険な化学予防 手術は乳房温存療法が世界標準
【前立腺がん】PSAによるスクリーニングは不要
【がん症状の緩和】モルヒネを適切に使える医者にかかろう
パート6 【検(健)診】 人間ドックの診断を信じるな!
人間ドックは、病人づくりをしている
検診のまやかしを知れば、だれも二度とは受診しない?
日本の診断・治療基準は信頼できない(1) 検査・治療・薬剤のまやかし
日本の診断・治療基準は信頼できない(2) 検査・治療・薬剤のまやかし
病気捏造のデータが生まれる土壌とは?
浜式健康法はシンプル、ぜひ身につけてほしい
参考文献
あとがきにかえて
著者紹介