「泣きたい。だから私は魂を求める」
心と引き換えに超絶の異能を得た、
強く哀しい<権能兵>の物語
第3回大賞作家 3か月連続刊行
第2弾!
権能――それは、特定の事物を自在に操る力。世界は、権能を持つ代償として魂を抜き取られた〈権能兵〉を有する帝国によって統治されていた。“英雄”を求める青年クオンは、〈権能兵〉でありながら帝国の支配を受けない少女クアディカと出会う。流れぬ涙を流さんとするかのように、彼女は〈剣〉の権能を振るう。その手に、失われた魂を取り戻すため――。第3回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞者、受賞後第1作。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
目次
- CHAPTER.1
CHAPTER.2
CHAPTER.3