“通り名”から見えてくる武将たちの生き様
【今世の張良】 黒田如水
中国の軍師にたとえられる名参謀
【今孔明】 竹中半兵衛
作り話も多い和製・諸葛孔明
【極悪無道】 毛利元就
家臣をも信じない裏切りの人生
【鬼武蔵】 森 長可
武蔵坊弁慶の再来といわれた槍の名手
「第六天魔王」織田信長、「海賊大名」九鬼嘉隆、「槍弾正」保科正俊、「鬼の小十郎」片倉重長、「雲州の狼」尼子経久……戦国武将には味方や敵方の武将、はたまた庶民から尊敬・畏怖されてつけられた「通り名」を持つ武将がたくさんいます。彼らはなぜそのような名前をつけられたのか――。通り名の由来となったエピソードとともに、通り名から喚起されるデフォルメされたイラストで武将を紹介していく新しい形の戦国武将名鑑です。
吉田 龍司(よしだ りゅうじ) プロフィール
1989年山梨県都留市立都留文科大学文学部英文学科卒。同年から証券経済専門紙「株式新聞」の編集局記者。マーケット関連記事をはじめ、企業業績、トップインタビューなど様々な執筆を行う。取材対象は上場企業、官公庁、証券、銀行など多岐にわたった。デスク業務を経てフリーとなってからは経済、歴史、サブカルなど多方面で活躍。「ダカーポ」(マガジンハウス)でマネー関連記事を連載、NHK大河ドラマガイドブック「軍師官兵衛」、「江~姫たちの戦国~」(NHK出版)、「月刊宝島」(宝島社)などに寄稿。著書に「今日からいっぱし!経済通」(日本経営協会総合研究所)、「儲かる株を自分で探せる本」(講談社)、「毛利元就」「長宗我部元親」「武田信玄 武田三代興亡記」「戦国城事典」(以上、新紀元社)、「時代がわかる!年代別 戦国合戦史」(宝島社)、共著は「戦国武将 伝説の“通り名”」(宝島社)、「戦国武将事典」(新紀元社)など多数。
常井 宏平(とこい こうへい) プロフィール
茨城県出身。編集者兼ライター。中央大学卒業。『内閣総理大臣ファイル』(G.B.)、『別冊宝島 タブーの日本史 怨念の舞台』『別冊宝島 新撰組“散り様”列伝』(ともに宝島社)、『そうだったのか! 古代エジプト』(鉄人社)などを執筆。