「僕がきのうの夜拾ったのは、
なんだったんでしょう?」
「……妖怪だ」
神職の孫と
謎の美少女と物の怪たちの、
ちょっと不思議な物語、開幕!
高校一年生の冬基は、睦笠神社の神主である祖父と二人、神事をこなしつつ平穏な日々を送っていた。そんなある日、冬基は弱ったイタチを助けたのだが……。「我は、天と混沌の者である!我のことはライと呼ぶがいい!」――イタチは謎の美少女ライへと変化、神社に居座ってしまう。美少女の登場と共に息を潜めていた物の怪たちも暗躍を開始、奇妙な事件が起こり始める……。神社うんちく満載の、ちょっと不思議な新シリーズ、開幕です!
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。