歌舞伎町スナイパー

SOLD OUT

著者：権徹
発売日：2014年9月4日
価格：704円(税込)

判型：文庫判
ページ数：286P
ISBN：978-4-8002-2760-7

やくざ、自殺未遂、射殺事件、援交……
ヤバすぎる瞬間を
撮り続けた男の回想録

やくざ同士の喧嘩、飛び降り自殺の現場、闇カジノ摘発の瞬間……誰もが一度は見たことがあるだろう歌舞伎町の写真。本書は、歌舞伎町を18年間、撮影し続けてきた韓国人フォトジャーナリスト・権徹氏による取材体験記である。韓国海兵隊の元スナイパーがライフルをカメラに持ち替えて決定的瞬間を狙い続けた記録と記憶。歌舞伎町から「引退宣言」をした権氏が明かす取材秘話と歌舞伎町の裏側!!

※本書は書き下ろしです。

権徹 (ごん・ちょる ) プロフィール

1967年、韓国生まれ。大学在学中の1988年に休学して海兵隊に入隊。大学卒業後の1994年に来日し、日本写真芸術専門学校に入学。報道写真家の樋口健二氏に師事する。2000年、元ハンセン病患者の写真が朝日新聞に掲載されデビュー。2013年に講談社出版文化賞＜写真賞＞を受賞。2014年に韓国に移住。新宿歌舞伎町、大久保韓流、元ハンセン病患者、在日朝鮮人などを取材。中国四川省大地震および東日本大震災の被災地に入り精力的に取材。著書に『歌舞伎町のこころちゃん』（講談社）、『歌舞伎町』（扶桑社）、『てっちゃん　ハンセン病に感謝した詩人』（彩流社）など。趣味は登山。水泳が特技でライフガードの資格を持つ。