誰もが穏やかな最期を望んでいるはずなのに、不本意な死を遂げる人があまりにも多すぎる――。
日本の病院で実施されている事実上の安楽死、鎮静(セデーション)の実態とは?
強引な延命治療や過剰投薬の果てに何が起きるのか?
孤独死は果たして“残念な死に方”なのか?
現代のがん治療や過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師・近藤誠が、
知られざる死の現場に光をあてながら、日本の終末医療の現状を分析、「最高の死に方」について考える。
2021年3月に実現した、『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一さんとの特別対談も収録!
人生の最期で後悔する人が多すぎる!
〇栄養補給で延命させる病院に「自然死」はない
〇心停止、脳卒中での「孤独死」がもっとも理想的
〇昔の「老衰死」の多くは、がん放置だった
〇老人ホームで不要な薬を処方され「ボケ症状」
〇緩和ケア病棟で行われる“安楽死”の真実
〇がんを治療するから「苦痛死」の地獄をみる
※本書は、2018年9月に小社より刊行した単行本『最高の死に方と最悪の死に方』を増補・改訂、改題したものです。
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